香港ワイヤーアクションにILMのCGということで何やら怪しげな予感はしていたが、もう凄すぎ。アクションはまさしく「ドラゴンボール」。あまりにツッコミ所が多いのでさまぁ〜ずの三村あたりに見てもらいたいものだ。

セリフの方も「私の腕だ。君にやる。」とかすさまじいものがある。そして、返事も「ありがとう。」とすさまじい世界。

ドラマはもうひたすら散漫でこれで泣くのは少年ジャンプのマンガで涙するのと同じくらい難しいが、もうそんなことはどうでもいい。何といってもあのアクションシーンの数々。『マトリックス』なんて比じゃないほどの想像力と荒唐無稽さ。香港アクションは常にハリウッドの先の進化をとげているらしい。

多分原作コミックの方がもっと壮大なんだろう。映画の展開は少々駆け足で個々のエピソードやキャラクターが活かしきれていない感じがあったので、どうせなら壮大な3部作なんかも良かったかも。