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[コメント] 黒の報告書(1963/日)
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★2物語が検察内の出世物語に収まる小ささは設定の土台が腐っており物悲しい(含『妻は告白する』のネタバレ)。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4裁判シーンの人の配置や見え方や複数の人間の顔や仕草が計算し尽されていて演出の面白さにやられる。 [review] (t3b)[投票]
★3自白ありきの強引で偉そうな宇津井健のやり方に疑問を覚えていたので、むしろ小沢栄太郎を応援。老獪なキレ者でヒールとしての魅力が満載。絶妙な所で切るシニカルなラストが秀逸。 (パピヨン)[投票]
★4検察と弁護人の対比や裁判の緻密な描写など、この頃にしてこのリアル志向には少し驚きを隠せない。これを見る以前は『事件』が最高の法廷劇だと思っていたが、この作品も推したい。 (TOMIMORI)[投票]
★4幅と奥行きを計算しつくし、シネスコサイズに重層的に詰め込まれた被写体が醸す密な空気が素晴しい。圧迫感という枷があってこそ、宇津井と小沢の見えざる攻防、その土俵で翻弄される叶の揺らぎに息苦しさが漂う。枷の外に殿山だけがいるように見えるのも面白い。 (ぽんしゅう)[投票]
★4さすが増村保造、これは良く出来ている。まず弁護士を演じる小沢栄太郎の悪役造型を真っ先にあげるべきだろう。また本作の叶順子の変転には納得性があるし、彼女のキャラクターによく合っている。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3増村らしいシビアな話だね。ただ義憤に駆られる主人公とは別に、こちらがどうも冷めた目で見てしまうのは、やっぱり演出が弱いせいかな。[Video] (Yasu)[投票(1)]
★4「青森だ!」「ガガーン!」って、おい!そこまでショック受けるんかいな!と、どうでもいい所をツッコんでおく。 [review] (ピロちゃんきゅ〜)[投票]