コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ヴァージン・スーサイズ(1999/米)

不条理な死の理由を捜すレポーターや近所の人々。 世間体>家族>自分の引きこもりスパイラルの果て。
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







最初のセシリアの死に理由がない。なんか嫌だったみたい。 それで納得できるかどうか。普通は納得できません。 以後、PTSD。家族の自殺死は忘れられない。 TVやおしゃべりで“死”に触れるたび思い出してしまう。 死、死、死・・・。ほとんど毎日。無意識に死に近くなる。 事故傾性が強くなるのも当然。

ジョシュ・ハートネット登場!うわっカッコイイなぁ。 こんな俳優いたのかとびっくり。

トリップとラックスの愛のほとばしり。そりゃないよトリップ、なぜ一気に冷めた?ラックスに死の匂いを感じたの? 俺じゃ支えきれないって恐くなったとか。

子どもの門限破り。厳格か、放任か。厳格な家庭リズボン。外出禁止令。ロック禁止令。内へ内へ。袋小路。窒息しそう。絶望感。まず一人、私も私も・・・・。

少女のきれいなままで時が止まるずるさ。美しさ。もったいなさ。

少女の死と少女以外の死との違いは何か。

ちなみに白人社会映画。

五人少女天国行』のほうは理由があったが、雰囲気づくりは『ヴァージン・スーサイズ』のほうがよかったです。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。