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[コメント] 丹下左膳餘話 百萬両の壷(1935/日)
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★5古典落語がいつまでたってもその魅力を失わず、古びた感じがしないように、卓越した芸は、まったく古さを感じさせない。人情味たっぷりでもくどさがなく、心にじんとくる絶妙な間の取り方で、「ああ、いいなあ」とほんのり思わせる。 [review] (シーチキン)[投票(15)]
★5半世紀も経過したモノクロ映画、それに加えて時代劇ということで(僕のように)食わず嫌いをするのはもったいない。これだから映画はやめられない。 [review] (モモ★ラッチ)[投票(14)]
★5山中貞雄を失ったという事だけでも太平洋戦争の禍根が如何に大きいか考えさせられます。。。小津の嘆きが本当に推察できます。 [review] (OZU)[投票(13)]
★5サブタイトルの大仰さに反して、 [review] (Myurakz)[投票(12)]
★5シツコク「あなたにおすすめ」って、コンナ映画、ドコが面白いんだか、オレは絶対認めんぞ!大体、時代劇は「必殺仕事人」と「子連れ狼」以外は嫌いなんでい! [review] (muffler&silencer[消音装置])[投票(12)]
★5積み上げた布石は優しく破壊され、そして映画は加速してゆく。 [review] (林田乃丞)[投票(9)]
★5日本映画で、コメディとしてこの作品を超えるものは出ないのではないかと思わされる圧倒的な面白さ。道場破りのシーンは爆笑必死! [review] (太陽と戦慄)[投票(8)]
★5素直じゃない丹下左膳とおかみに親近感とリアルをおぼえ、子供に接する姿に偽善ではけっしてない真の優しさ像を垣間見た。それは山中貞雄の映画に対する優しさであり山中貞雄の博愛の精神。現代人が見なければいけない至極の逸品です。人類の宝です。 [review] (ジャイアント白田)[投票(7)]
★5古いことは大きなハンデです。 [review] (フォギー)[投票(6)]
★5被写体が動くことにより映画の価値が生まれるという生無垢の基本原理が全ショットであらわである。とにかく佐膳と子役と壷がよく動く。この動きを動きとして面白く見せるのに不動の被写体があえて取り込まれている。それが女達で、この静と動のずれが上等のユーモアを生む。 (ジェリー)[投票(5)]
★5万人に愛される親しみやすさと巨視的にも微視的にも緻密な構成美を誇る最幸の親馬鹿映画。一般に「逆手の話術」と呼ばれる技法は台詞設計の妙である以上に、山中が「カッティング」の秘める可能性を知悉していた証左として理解したい。省略的に場面を割るカッティングによって現出する、美しき「溺愛」の情景。 [review] (3819695)[投票(4)]
★5丹下左膳てここのコメンテータの方?ってくらいその存在を知らなかった私なので、実は見るのにちょっと抵抗を感じてはいたんですが、信頼するこのサイトの殿堂映画1位であるならば間違いないと一念発起して借りてみた! [review] (づん)[投票(4)]
★5人情百萬両。 [review] (たかやまひろふみ)[投票(4)]
★5わずか25,6歳の若者が放った奇跡のユルい一作 [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
★5今は亡き山中貞雄監督の最高傑作。大河内伝次郎のすねたような顔を見る度に微笑んでしまう。そのユーモアと演出は素晴らしく、何度でも観たくなる。90分という長さも好ましい。 (丹下左膳)[投票(4)]
★5最高のタイム・カプセル。これから先何年経ってもあの登場人物たちはスクリーンの中で生き続けているのだと思うと、嫉妬を覚える。 (リーダー)[投票(3)]
★5音楽がちょっとしつこいのだが、実は『人情紙風船』よりもお気に入りである。[ラピュタ阿佐ヶ谷] [review] (Yasu)[投票(3)]
★5粋 (ベルファスト・カウボーイ)[投票(3)]
★5大河内の殺陣に潜む狂気な殺気と喜代三の骨身から滲む玄人臭。「日々平安」なプロットは本物イズムに担保され瞬時も緊張は途切れない。パロディに臨んで諧謔の中に鋭利を差し込む山中イズムの後世への波及。マスターピースとはこういうのを言う。 (けにろん)[投票(3)]
★5「生まれてしまったから しかたなくただ生きる」ことの醍醐味が、我々を近代の呪いから解放する [review] (ペンクロフ)[投票(2)]
★5今観ても全く古さを感じさせない、本当に楽しい映画だった。銀座シネパトスで観ることが出来て良かった。ありがとうございました! [review] (味噌漬の味)[投票(2)]
★5山中貞雄とぼくらの間に結ばれた心温まる約束。 [review] (田原木)[投票(2)]
★5著名な評論家や、シネスケの錚々たるコメンテーター達が絶賛して止まない作品。って言うと、何か難しそう・・・な雰囲気が・・・だけどね、にわかには信じられないかも知れないが、チャンスがあればどんな事をしても見ておくべきです。 [review] (sawa:38)[投票(2)]
★5キャラ、笑い、台詞のセンス、戦前とは思えない完成度の高さ。邦画界No1のエンターテイメント映画だと思ってます。DVDに幻のアクションシーンもあり。必見です。 (エイト)[投票(1)]
★5この喜劇の真の痛快さは、山中貞雄が繰り出す巧みな笑いの仕掛けが、やがて「百萬両」から意味と価値を奪い去り絵空事に変えてしまう与奪の妙にある。人は何を信じるべきか。健気にも少年(宗春太郎)は、大切な金魚鉢が最愛の人たちを救うと信じたではないか。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5完璧。時代を超えた名作 (TOMIMORI)[投票(1)]
★5文句なしの秀作。左膳と矢場の女主人のツンデレぶりがとても良い。 (TM(H19.1加入))[投票(1)]
★5志ん生の落語のような面白さ。 [review] (ミドリ公園)[投票(1)]
★5トホホな人々がトホホな日常を謳歌している。漫画以上に漫画的な動きをしてる屑屋コンビが絶妙。 (バーンズ)[投票(1)]
★5こういう映画がもっといっぱいあったらいいのになぁ。ということで、しばらく「あなたにおすすめ」の代わりにこの映画の類似作品から選んで映画を観ることにするよ(実際のところめちゃくちゃ良いラインナップ!)。 (tomcot)[投票(1)]
★5時代劇最高傑作のひとつ! [review] (ボイス母)[投票(1)]
★5これほど洒脱でモダンな時代劇をほかに知らない。山中貞雄のきめ細やかでテンポのよい演出にひたすら脱帽!愛らしい作品。5点では足りない。 (捨聖)[投票(1)]
★5何とも朗らかな気持ちになってくるユーモアとペーソス。こういう映画を見るとその日に他の映画とかを見たく無くなる。 (おーい粗茶)[投票(1)]
★5老若男女いつの時代 誰が見ても楽しめるだろう。時間も国境も軽く超える貴重な傑作時代劇。 (ルクレ)[投票]
★5文句なしの傑作です。 (3WA.C)[投票]
★5フィルムの端から端までトボけ尽くした作品。観る者を引きずり込んで離さない世界観。 [review] (パグのしっぽ)[投票]
★5笑いの中に深い人情を感じるこの映画は、完全に時代を超越している。丹下左膳は愛に溢れた物語だった。日本に生まれて良かったと感じること間違いなしの国宝級作品。 (NOM)[投票]
★5たまらなく愛くるしい丹下左膳。 [review] (ピカレスク)[投票]
★5映画史上最高の人情喜劇! (前田君)[投票]
★5これが73年前の映画かと思うぐらい面白かった。白黒の映画は、テンポが悪く現代の人間にとっては面白くない映画が多いのだが洋画、邦画あわせて現在も面白く観ることのできる数少ない映画の一つではないだろうか? (マライヒ)[投票]
★5あははははぁ、林不忘の原作より楽しく作っちゃったんだもの、不忘が怒るのも無理はないわなあ。 (木魚のおと)[投票]
★5大衆演劇から生まれたようなこの感覚が、後に崇高な『人情紙風船』へと進化することなど想像できない。これが現存するということすら奇跡。 [review] (chokobo)[投票]
★5信じられない程の面白さ。こんな作品に出会えた嬉しさに涙すら出る。[追記あり] [review] (直人)[投票]
★5あまりにも素晴らしくてコメント不能。本当は500点。 (FunQ)[投票]
★5縁側に座りうなだれる少年。逆光。これが出来るのはあとは小津かゴダール。 (ヤマカン)[投票]
★5話の始まりからニヤニヤ。「くず屋」が出てくる度ゲラゲラ。「壷」の行く末にハラハラ。 (ボヤッキイ)[投票]
★5こんなにおもしろい映画ってそうそうないですよね。 楽しすぎる。 (ぱんな)[投票]
★5遠眼鏡で金魚つりを見る場面。裏切られた子供が家を抜け出る場面。大河内伝次郎もすばらしい。 (動物園のクマ)[投票]
★5わかってはいてもついつい笑ってしまう呼吸が見事。お気楽で幸せな登場人物たちがうらやましい。何度観ても至福の気分にひたれる傑作。 (はるきち)[投票]
★5良い映画ってこういう事かと納得させてくれる映画。感覚と論理が見事に調和している。 (あおのり)[投票]