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[コメント] 緋牡丹博徒 お竜参上(1970/日)
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★3散漫な『花札勝負』の続編。愁嘆場の長回しで延々ミカンを喰らい続ける三原葉子が異常に印象に残る。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3花札勝負』で完成された世界の残滓。前半の凝りまくりのショットの数々は美学的完成形を思わせるが独善の兆しも漂う。毎度の阿部徹のズルくて悪い様が度を超しており文太健さん鶴田に比べ未だ頼りない。技法・物語の均衡を欠いている。 (けにろん)[投票(1)]
★4計算され尽くしたショットの連続には唸らざるを得ない。安部徹の極悪非道ぷりが凄まじく、物語は若山富三郎が浮いて見えるほど悲愴感が強い。髪を振り乱す藤純子の美しさよ!血飛沫舞う任侠映画の傑作! (赤い戦車)[投票]
★4シリーズのなかでも加藤泰が描くお竜(藤純子)には独特の気品が漂う。他の演出家はお竜の感情を引き出そうとするが、逆に加藤は感情の流出を最小限に止めようとするからだ。青山(菅原文太)や、お君との再会シーンの抑制など、その最たるものだろう。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5自ら小指を詰める安部徹の恨みがましい表情!彼の卑劣漢ぶりが半端ではなく、物語は凄惨を極めるが、それゆえに加藤泰演出の激しさも増している。これも『花札勝負』にまったく劣らない、芸術性と娯楽性を兼ね備えた傑作だ。 (太陽と戦慄)[投票]
★4手前に鉄瓶、文机や火鉢の大きな暗部をおいて画面を黒く引き締め、その向こうに本当に撮りたい被写体を置く。被写体の奥にはさりげなく効果的な光源。完璧な構図だ。このフレーミングの知性こそ、加藤泰が日本画の伝統から受け継いだもの。しかし、→ [review] (ジェリー)[投票(3)]
★3シリーズ第一作だと勘違いしてこれから観てしまったので、何のことやら判らず。藤純子は格好良いなぁ。 (Aさの)[投票]
★4相変わらずキャストの使いまわしだが、藤純子が比類なき強さでカッコイイし、みだれ髪も美しい。嵐寛寿郎若山富三郎山城新伍も相変わらず好演、京唄子鳳啓助も面白いし、安倍徹の憎憎しさで散々イライラさせられるから、終盤は実に爽快。ラストは疑問だが。菅原文太が、超男前w['05.10.30京都文化博物館] (直人)[投票]
★4乱発されるシリーズに脚本も演出も枯渇する。ただただ女豹のような緋牡丹お竜の美しさだけが健在。クールビューティーとはまさしく彼女をいう。白いうなじに刃が光る。彼女にならば殺されてみたい、そう思う私は「うなじフェチ」か? (sawa:38)[投票]
★3商業主義に流れすぎ。 (町田)[投票(1)]
★5連発される名場面の数々に感激。まるで名曲を沢山持つベテランバンドのライブを見ているようだった。 (ハム)[投票(1)]
★2文太兄いに仁義を感じない(←笑うところ)。天津敏も使い方間違い。若山・嵐寛ともにピリッとせず。「花札勝負」の後日譚にする意味も不明だが、それすら活かされてない。つまり支離滅裂。ただ純子だけを見ていました。60/100(02/06/02見) (G31)[投票(2)]
★4こらえてこらえて、ラストで爆発させる美学。これは完成度高し。 [review] (くたー)[投票(1)]
★4この傑作が後に日本映画界に間違った解釈を与えちゃうのね。「極道のなんちゃら」シリーズとか・・・ (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★4ご存知、緋牡丹お竜シリーズの最高作のひとつ。社会人になって初めてビデオで観たが、藤純子にしびれた。 (丹下左膳)[投票]