[コメント] 羊たちの沈黙(1991/米)
学生時代、レクター博士のような先生に出会いたかった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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よい先生には好かれないといけない、それも条件ですけどね。
問題に対し、すぐに明確な答えを出さず個人の能力をふまえた上で解決策を見いだす。それも優越感ではなく愛情を持って...それがクラリスに対するレクター先生でした。彼女の裏切りに対しても問題の本質を見つめて深くは追求しない、というより何もかも見えてますよね。物語ラストのアフターも生徒としては嬉しい限りです。
クラリスの場合、更によいアドバイザーにも恵まれました。同僚の黒人女性です。まさに理想の人生のステップアップ像ですね。
この経験は、彼女の人生に大きな糧となったのはまちがないでしょう。しかし、子羊の沈黙にはまだ遠いでしょうね。レクター博士という新たな子羊(悩みの種)が生まれてしまいましたから。
バッファロービルおよびレクター博士の犯罪者特有の「異常性」は、二の次に感じてしまいました。間違った見方でしょうけど。
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