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[コメント] カンバセーション…盗聴…(1974/米)
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★5派手さはないが、静まり返った部屋の中で一人ポツンとたたずみながら噴き出してくる妄想の数々のような、神経が過度に敏感にならざるを得ない現代人が単調な機械の音をずっと聞かされるような…不安感をかきたてられることに事欠かない映像が最初から最後まで続いて行く。『パララックス・ビュー』とリンクするところが多い (モモ★ラッチ)[投票(4)]
★5なにげなくテレビで観て、物語と映像にどんどん引き込まれ、映画で潜在的にこれだと感じた初めての作品。すごく好きです。 (kaki)[投票(1)]
★5 この映画を見てフランシス・フォード・コッポラが一流の脚本家であり、監督でることが認識できた。彼の作品歴の中でも3本の指に入る傑作。 [review] (双葉三十郎)[投票]
★5冒頭の俯瞰ショット長回しからビンビン来た。全編にわたって映像が堪らなくカッコいい。ゴダールかと見紛うほど。『ゴッドファーザー』『地獄の黙示録』よりこっちのほうがお気に入りです。 (太陽と戦慄)[投票]
★5今のシャマランより、当時のコッポラはすごかったことを証明する映画。ハリソンフォードが出てた事は、有名になってから気づいた。 (Carol Anne)[投票]
★5コッポラ3大傑作の一つ [review] (ペペロンチーノ)[投票]
★4音を味わう映画だ。 [review] (24)[投票(5)]
★4この作品が描く主人公の孤独感、閉塞感はある意味『タクシー・ドライバー』と相通ずるものがあり、物寂しいピアノ音楽(ジャズ風サティ?)が主人公の心情を煽る雰囲気がたまらなく好き。 [review] (TOMIMORI)[投票(3)]
★4スタイリッシュで切れ味のある映像。スリリングで謎めいた中味のない話。コーエン兄弟はこの映画の直系の子供たちです(多分) [review] (ボイス母)[投票(3)]
★4昨今のハリウッドがギャーギャー騒がしい映画を大量生産すればするほど相対的に価値が高まるおトクな作品。 (黒魔羅)[投票(2)]
★4文明の進歩は、やはり人間性を蝕んでいく・・・という事がよく分かった。そして、それはしかしながらどうしようもないのだ、という事もよく分かった。現代のサスペンススリラーの傑作。 (KEI)[投票(1)]
★4中年童貞という普遍のテーマへ帰着する技術職の侘びしさに悲鳴を上げる。廃屋の自己陶酔に至っては笑うしかない。人生のホームシックが堅実なスリラーと和解することはないが、この更年期障害を越えたところに『エネミー・オブ・アメリカ』が燦然と輝く。 [review] (disjunctive)[投票(1)]
★4こういうのを意欲作というんでしょうか。全体としてはまあまあなんだけど意欲的なところが好きなので+1点。ジョン・カザールっていいなあ。助手っぽさがたまらない。ロバート・デュバル が出てきた時はなんだか嬉しくなってしまった。 [review] (おーい粗茶)[投票(1)]
★4カンヌで受賞したからというわけではないが、素直に面白い作品。色々な意味で神経質になるよね。ラストシーンはいいね。 [review] (chokobo)[投票(1)]
★4陰気なオタクの心理劇。盗聴対象がどうなるかということより、盗聴する側の葛藤に迫った。 [review] (jollyjoker)[投票]
★4弱点を補って余りあるコッポラの音声部門への才能。 [review] (ナム太郎)[投票]
★4巧い。主人公の人物設定はいささか図式的だけれど。 (ころ阿弥)[投票]
★4ラストシーン。最後まで観た我々はそこで無残に突き放され、埋めようのない人間関係の「隙間」に気付かされることになる。感じるのは不快感か、それともマゾヒスティックな快感か。 (ごう)[投票]
★4盗聴とそれに起因した不安感しか人生にない男が部屋で一人サックスを…。切なさ無限大。 (ドド)[投票]
★4テープレコーダーがくるくる回るモチーフが、主人公の思考の渦動状態を象徴して、実に純ブンガク的映画だ。知的で根暗なオタクが主役になった映画としては相当古く、この映画の先駆性はそこにある。 (ジェリー)[投票]
★4盗聴を象徴するかのように暗いタッチで説明など一切無し。観客もある意味、主人公を盗聴しているかのよう。盗聴した会話の台詞はタランティーノなんかよりもリアル。 (笹針放牧)[投票]
★4会話に秘密が隠されてるのかと思ったが・・・ でも、カンヌで受賞しそうな映画ではありました。 (ぱちーの)[投票]
★4ラストを見るだけでも価値あり。いや、そのためにもまた見たい。 (clamabant)[投票]
★4あんまり関係ないけど、盗聴器を探すために部屋中を荒らすシーンは「フレンチ・コネクション」で麻薬を探して車を解体するシーンを彷彿させた。ラストは衝撃的で、今でも脳裏に焼き付いている。 (Bee)[投票]
★4このころのコッポラは莫大な借金も抱えていなかった(!?)せいか、丹念に映画を撮っていたような気がします。 (JEDI)[投票]
★3尖ったコッポラと神経質なハックマンを初めて見た。 [review] (ざいあす)[投票(2)]
★3これもまた世界に対する不信、孤立感を描いた作品の系譜に連なると思うのだが、となるとオーソン・ウェルズはおろかポランスキーにも負けているのが辛い。特に、人物に不釣合いなほど広い部屋や空間を撮ったショットはウェルズを通過している人間には拙く映る。アントニオーニ『欲望』からの影響もうかがえる。 (赤い戦車)[投票(1)]
★3この映画にとって「盗聴」は、題材というよりは素材であって、描かれているのは、他人に心を開く事は出来ないけれど、他人の心を覗きたいという、都会人の自閉的な病。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★3辛い物の食べ過ぎで味覚が麻痺していく様にグロイ映画ばっかり観ている所為でこの映画を少々物足りなく感じる私。ヤバイ。 (レディ・スターダスト)[投票(1)]
★3なるほど、今観ても面白い盗聴サスペンス。地味すぎるのが欠点か。67/100 (たろ)[投票]
★3匿名性に固執する孤独キャラは良いのだがサックス吹いたり柄じゃない違和感。ポランスキーヒッチ風味で作風を一気に変えたコッポラだがアントニオーニに行き着く手前で息切れした。世界が卑小で冒頭の街頭盗聴シーンが結局は最大の見せ場。 (けにろん)[投票]
★3ジーン・ハックマンの芸風は、この映画とその他の映画に大別できる。余程フランシス・フォード・コッポラが怖かったのか、この映画の自分がトラウマになったかのどちらかではないだろうか? (カレルレン)[投票]
★3「聴く」ということに、他人と「繋がる」という意味を見出せなくなった男の当然の自滅。もっと面白くなりそうな話だが…。芸術的野心(?)などは捨てて、娯楽映画に徹してほしかった。 ()[投票]
★3コッポラに地味目の社会派な話やらせてみたら一級品。ここへ還れ。 (もーちゃん)[投票]
★3ジーン・ハックマンはやっぱり人をブン殴っているほうが好きだなあ。 (ラジスケ)[投票]
★3作中に流れるピアノ音楽が好きだ。ラストも印象深い。 (丹下左膳)[投票]
★2タフガイのイメージを払拭したかったのか、主人公が一見ジーン・ハックマンに見えない。話の核心に至るまでが長い。話の焦点が若干ぼやけている感じです。 (kawa)[投票(2)]
★2今の子はコレ見たって「なんだこりゃ?つまんねぇ〜」ぐらいにしか思わんのだろうな。甘いな、この深さがわかんないかねぇ? [review] (TO−Y)[投票(1)]
★2”エネミー・オブ・アメリカ”を見た後にこの映画をみたけど、時代の流れを感じるとともにあのころ見たらきっと良い作品と思っただろうなーと感じました。 (コーデリア)[投票(1)]
★2本題に入るまでが、ダラダラと長い。このダラダラ感を楽しむ映画だろうが。終盤〜ラストの無機質な恐怖感と孤独感は、ちょっと面白い。あと、音楽は素晴らしい。['07.3.6DVD] (直人)[投票]
★2ジーンハックマン、なんか年齢的に中途半端。全編流れるピアノも古臭く、展開も 自分にはだるい。 (クワドラAS)[投票]