[コメント] 放射能X(1954/米)
ある日製作者は地面を歩く蟻を見てぱっと閃いた。「そうだ、蟻をモンスターにしたら面白くなりそうだ!」その日から努力に継ぐ努力、ひたむきな試行錯誤の毎日・・・とまあこれは想像だけどこんなのもアリです。蟻に感謝。創った人にも感謝。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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この妖しげな邦題とは裏腹の平均点を見よ! こんなに面白いなら蟻バージョンだけじゃなくて蜂バージョンとか蟷螂バージョンとかいろいろ作って置いて欲しかった。それで「巨大昆虫シリーズDVD全6巻セット」みたいなの発売して欲しい。
中盤に挿入される蟻博士の蟻講義が面白い。というか蟻博士がいきなり登場するのも面白い。彼に美人の娘(蟻博士の卵)が出てくるのもなんか安直で分りやすい。 公園で蟻を大量に捕獲して家で実際に飼った経験があるのでちょっとした郷愁を覚える。
巨大蟻の造形も注視に値する。肋骨咥えてるし(笑)。一体を使い回してるのかと思いきや最後にちゃんとうじゃうじゃ登場。「あーっ、燃やすなー!」と変な所で興奮してしまった。でもじっさいに燃やしているから良いのだな。見入れる。解りやすく文明(というか原爆かな)への警笛や不安が描かれていて時代性を感じる。ともあれ蟻でここまで楽しめるとは思いもよらなんだ。
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