[コメント] 木靴の樹(1978/伊=仏)
食べるために日々を生きるしかない親。彼らに教育はないけれど、命=子どもが希望なのだ。脈々と続く動物、植物、人間の生命力。ミネクのための木靴が、ミネクを悲しませる結果にはなったけれど、ミネクは壁際のトマトと同じように、知恵と暖かい家族と共に花開くことだろう。歌と祈りとささやかな笑いが、文明以前の人間の価値なのかもしれない。
投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。