[コメント] サイダーハウス・ルール(1999/米)
イヤになるような現実。どうしようもないくらい、いい加減な人間達。
それら、すべてを優しく包んで小荷物にして、前に進んでいく映画です。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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堕胎に大きな疑問を抱くホーマートビー・マグワイヤが抱く理想と、自分が行うつまらない行動。目の当たりにする現実。 他人の都合のいいように作られた「リンゴ小屋の法律」。 いろんな、世の中にある「嫌なこと」「理不尽なこと」。 ホーマーはそれら全てをふまえた上で、現実に立ち向かう決心をする。すがすがしい。べッドに眠る全ての子供達が愛おしい。
ラストシーン。世の全ての「メインの王子、王女。ニューイングランドの王、王妃」に向けられたメッセージが感動的であった。
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