コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] アラスカ珍道中(1946/米)

時代を背景に温和になったスラップスティックだが、それでも腹抱えるギャグが満載されている。本邦のある時期の軽文化人は、このコンビにすべからく影響を受けているんだろうと思わせられる。
寒山拾得

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







犬に鮒に熊と動物ネタ愉しく、「たかが百万ドルのためにナイフが血で汚れるぞ」、クロスビー歌合戦に負けて「次はシナトラに歌わせろ」、ラブシーンにあたって「映画はここまでにしよう」、問わず語りにバラしてしまう地図の隠し場所、絨毯引っ張って相手をひっくり返すアクションの反復、女の心変わり。帽子の取り合いが素晴らしい。WCフィールズも引き合いにだされている。こうしてみると内輪ネタが多いですな。本邦の演芸の内輪ネタと比較しても興味深かろうと思われる。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。