[コメント] 山の焚火(1985/スイス)
何も起こらないのではなく起こってしまう点が純度を低める。閉じた世界が開かれるかに見えた矢先の終焉では物語の序章のみを取り上げ希釈した印象。どうカメラを置いてもそれなりに撮れてしまう景観世界なのだが、にしては余りに絵葉書めいた平板な撮影だ。
(けにろん)
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