[コメント] ネットワーク(1976/米)
ルメットの叙体も演者のオッサンたちも風刺コントを糞真面目に造営して怪異極まりない。
虚業が社内政治をやって不毛に不毛を重ねる中、ノンポリですべてはシナリオと割り切るフェイ・ダナウェイの機械的世界観と会長の行政国家的宇宙論が呼応して実害をもたらしたとき、虚業者たちは初めて利害の概念に目覚め、受け手が社内政治を我が事のように受け取れてしまうほど不毛の極限に達する。
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