[コメント] あの子を探して(1999/中国)
子供が主体の映画だったからかも知れませんが、この映画の登場人物たちは確かに「金が欲しい」と思ってます。しかし金が欲しい理由(目的)もあります。日本人の「金が欲しい」とは根本的に何かが違う気がします。☆3.8点。
ただ、仮に中国が経済発展してゆき、彼らが経済成長の恩恵を被る時が来たとしたら、その時の彼らの「金が欲しい」はもうこの映画のものとは変質してしまっているのかも知れません。
◆ ◆ ◆ 原題『一個都不能少』(一人も欠かさず、の意) ◆ ◆ ◆
「2006年1月26日付の中国新京報によると、中国教育省の王旭明報道官が、中国内で2004年に小学校を中途退学した児童の比率は平均0.59%・中学校は同2.49%、西部貧困地域では小学校で2%・中学校で7%に達したとの統計結果を明らかにした。全国の小・中学生を1億8千万人と見積もると、中途退学者は230万人前後に上る計算となる。王報道官は「退学の原因は複雑だが、生徒の家庭の貧困・財政からの学費支援金の不足などが比較的大きな要因だ」と指摘。「農村での義務教育保障のメカニズムが働けば退学率は下降するだろう」との見方を示した。(時事通信社「内外教育」メールマガジン 2006年1/27号)」
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