拝金主義と映るか、それでも拝めばお金だって神様だ

人間様の世の中でどれだけの人が金の為に死んだのだろう

でも胸で切る十字や「な〜も〜あ〜み〜」の為にだって随分と人が死んだ、死にすぎている

芸術と呼ばれる美のためにだって誰もかれもキチガイにされちまった

じゃあ結局、同じじゃねーのか？

人間が何かの信心を通すには結局そうなっちまうのか

お頭で考えて映画の成り立ちを考えるのも、もちろん一つ

でもカメラの前で汗ダラダラかいて何もいえないウェイ先生とか

それをTVで見た瞬間のホエクーのあの面とか

露店で受ける施しと、そしてそれを忘れないと言った、言わせたあのセリフ

そんな場面が俺をたまらない気分にさせるんだ

映画をみてるけど、そんなのも忘れてたまらない気分になる

（バスを降ろされから、てっきり村に戻っている足取りなのかと思いきや「街に向かってたんか！」と突っ込んだことと、報酬の為と思いきや「心配でたまらないわ」と吐露したウェイに少し驚いたことを告白します）