[コメント] ジュブナイル(2000/日)
最近の安い日本映画に比べ、きちんと時間とお金をかけた照明など撮影技術に魅力は感じるのだけど、その分、ストーリーと演出が安易なのが勿体無い。(テレビ視聴)
「子供向け」を前提にすると語るべきことは特に無いんだけど。
まず前半が退屈極まりなかった。 で、映像に意識を集中させてたんだけど、ふとみると、松竹系の立体感の無い照明じゃなくて、 随分と丁寧な照明を組んでるのに驚いた。特撮部分も(不評なようだけど)私としては、 「日本でもこの程度ならできるんだ」と関心した。
中盤で、異星人の目的に興味が沸き、引き寄せられたが、そこからがまた凡庸な展開。 基本的に設定に肉付けがされていない印象で、「A→B」の「→」部分の説明と演出が希薄。 本当は、そこに「感動の要素」があるはずなのに、「運命」で収束させてるから、 あっけなく展開してって、結局、「あら、終わった」って感じ。
恥ずかしながら、テトラの「元」の製作者が誰だかわかんなかった・・・。
拾い物は、永瀬正敏は吉岡秀隆と同じ系列の役者だと再確認できたこと。 ちょっと、吉岡秀隆の方が(内股だけど)カッコよく見えたりして、 この欄では蛇足だけど吉岡秀隆版濱マイク希望。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。