[コメント] 荒野のダッチワイフ(1967/日)
別にレアだから4点って訳でもないが、やっと観れた嬉しさは多少あるかも。
まずこの映画タイトルに惹かれる『荒野のダッチワイフ』である。このタイトルを目にした時、一瞬でも「観てみたいなぁ」と思わない邦画好きは居ないだろうと勝手に断言したい。そして監督は大和屋竺。脚本作は数多くあれど監督作はこれを含めて三本しかない。そのレア感。レア盤、絶版(レア)、レアグッズ、お肉の焼き加減はレアとある種のミーハーレア好き人間にとって、喉手の一品映画であることも間違いなかろう。
そして、セリフ。「目を閉じろ。この世にアバヨをやんな」・・・こんなキザったらしくてクサいセリフをここまで格好良く吐ける役者&演出&時代。まさに「しびれるぅー」である。今、Vシネで哀川翔が同じセリフを吐いてもやっぱりちょっと違う。ダサいなーとなってしまいそうだ。この時代だからこそのセリフなのである。また、低予算ゆえの無駄なものを削ぎ落としたストイックさもハードボイルド感に拍車をかける。制約されたものの中から生み出される美学をこの映画にも感じる。
蛇足だが探しまくった挙句、実家近くのレンタルビデオ店でやっと発見した時、メチャメチャ嬉しかったものだが、DVD発売決定だそうで・・・俺の苦労って一体。
(評価:)
投票
| このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。