[コメント] ボーイズ・ドント・クライ(1999/米)
自分がジョンやトムではないと言い切れるか
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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主人公のブランドンは性同一性障害であったけれど、性同一性障害だろうが、レズビアンであろうが、ゲイだろうが、彼らに対する偏見・差別が許されるべきでは無いし、ジョンやトムのように彼らを傷つけるなんて絶対に許すべきではない。
生理的に好かない・・これはどうしようもないと思うが、理解できないから排除する、となるとそれは絶対に間違っている。何についても言える事だが、「相手の立場になって考える」ことがとても重要。自分に性同一性障害がないのは、たまたまであるし、性同一性障害である人がその障害を持つのもたまたまである。・・自分に理解できないからと言うのは、言い換えれば理解しようとしていないのかもしれない。
とにかくどんな理由であれ、偏見や差別、そういった嫌悪による犯罪が許されるべきでは無い、と言いたかったのではないだろうかとわたしは思う。全く同感である。
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