[コメント] ボーイズ・ドント・クライ(1999/米)
社会的に阻害される者のつらさ、深刻さがある程度伝わってきたのは確かだし、そんな境遇の下、主人公はあんな行動に出てしまわざるを得なかったというふうに理解できなくはないのだが・・・
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
どうしてあんなバカどもにのこのこ付いてって暮らしてるのか?自分の素性が明らかになったときどんな事態となるのか目に見えているのに。軽率に思えて仕方がない。
主人公の過去、どんなつらい目にあってきたのかをもう少し丁寧に描いてくれないと、どうも突発的に浅はかな行動に出てしまっているようにしかみえない。そこを描いてこそ性同一性障害者の本当のつらさを観客に伝えることができたんじゃないか。レイプされるシーンの目は覆いたくなるほどショッキングではあるのだが、なんだかそこだけが強調されてしまう結果になっているように思う。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。