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[コメント] 地獄に堕ちた勇者ども(1969/伊=独=スイス)
- 点数順 (1/2) -

★5ルキノ・ヴィスコンティ映画の中でもとりわけデカダンの臭いが濃厚。死や破滅といった負のパワーに満ち満ちていて、悪魔的な感じさえする (モモ★ラッチ)[投票(9)]
★5短い映画だが、一瞬たりとも目が離せない。あっという間に地獄に堕ちる快感。 (ボイス母)[投票(6)]
★5どれだけ年月がたっても、この映画を観つづけさせられるのは、人間の醜悪さを華麗な美しさで描ききっているところ。ビスコンティの個人的な美のエッセンス。 (ALPACA)[投票(4)]
★5正(プラス)のエナジーに魅了されるなら、ベクトルは違うが、同じ大きさの負(マイナス)のエナジーにひっぱりこまれる時だってある。堕ちる…堕ちる…堕ちる。人生で一番美しい瞬間。悪魔の囁きが聞こえませんか? (Linus)[投票(3)]
★5芸術とは健全な世界よりも退廃的な世界からより生み出されるものだということを感じさせられる映画です。 (内なる宇宙)[投票(3)]
★5「わかるかわからないか」などでは無くて、「好きか嫌いか」ただそれだけなんだと言う意見の意味が垣間見える作品。 (あさのしんじ)[投票(3)]
★5ヴィスコンティはヘルムート・バーガーにどうしてもあの軍服を着せたかったのではなかろうか。 (tomcot)[投票(3)]
★5ナチスの軍服とか、乱痴気騒ぎの後の虐殺とか、死に化粧のような花嫁の鍵十字の前での結婚式とか、本来「美」を感じることがタブーであるものを美しいと思う時の倒錯した快感にやみつきになる・・・ [review] (くろねずみ)[投票(3)]
★5なんだかよくわからんが、すごく画面にひきこまれた。 [review] (ハム)[投票(2)]
★5デフォルメ映画の極地。それも高尚なるデフォルメ。 (takud-osaka)[投票(2)]
★5対岸の火事を見るように登場人物達の苦悩を眺める。その炎の美しさにうっとり、気がついたら辺り一面火の海でびっくり・・・そんな映画です。ところでこの映画のヘルムートは若い頃の氷室京介に似てませんか? 俳優もイケてたかも〜ヒムロック♪ (KADAGIO)[投票(1)]
★5美大を出ている方とか、少し美術をたしなむ方ならわかるでしょ。 [review] (chokobo)[投票(1)]
★5親衛隊の制服、黒と赤のコントラストが妖しくもほど美しい。タブーを侵した気分は十分味わえた (ADRENALINE of Adrenaline Queen)[投票(1)]
★5やっぱりイングリット・チューリンでしょう。息子との近親相姦とか、死と共にする結婚式とか映像を引き締めています。S・ランプリングは覚えていません。 (セント)[投票(1)]
★5映像美・キャスト・ストーリー・音楽と全てが素晴らしくまさに一級品の総合芸術と言える作品ですね。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★5全てが死と破滅に引き寄せられる耽美映画の極致。若き日のヘルム−ト・バ−ガ−とシャ−ロット・ランプリングは尋常じゃない美しさ。 (ルクレ)[投票]
★5歴史的経緯とかいうよりもヴィスコンティ個人の趣味の映画なんだろうな。昔のものだから今より表現として踏み込んでるなあ。 [review] (t3b)[投票]
★5服従 [review] (ルミちゃん)[投票]
★5生い立ちの反発、屈折した愛情、自己防衛の策略、人間のエゴに対する象徴が斬新に描かれている。一番哀しむべき題材「戦争」の描き方は、悲鳴のような危険信号みたいに感じられた。これらは醜い!と言う事を次世代に残したい監督のメッセージなのかも・・・。 (かっきー)[投票]
★5ディートリッヒやるのに腋毛、あれだけはやめて欲しかった。 (SurfTheDeadCity)[投票]
★5坂口安吾に染まり、生きよ堕ちよの堕落論の頃のわたくしには、ツボにはまりまくりのデカダンス。 (カフカのすあま)[投票]
★5イゾルデ・愛の死を歌う突撃隊員。SSによって虐殺される突撃隊員たちの死に様の、反動的なまでの美しさ。 (itv)[投票]
★5腐りきった一族の人間模様にぐいぐい引き込まれてしまう。ここで描かれている異常な退廃ぶりには共感できないが,思わずはまってしまいそうな魅力があるのもわかる気がする。 (ワトニイ)[投票]
★4人間の卑劣さや醜悪な部分を容赦なく描いてもなお、耽美的で品格を失わない映画を撮ることができるのかというビスコンティの挑戦だったのではないでしょうか? (ルッコラ)[投票(6)]
★4滅びる中に漂うデカダンな美学。抽象的で伝えづらいと思うのだが見事に映像の中に留めている。ヨーロッパでしか醸し出せない雰囲気の中に息づく、背徳で残酷な様式美。派手に振る舞うヘルムート・バーガーよりも終盤のイングリッド・チューリンの狂気を滲ます白肌の存在感を観よ。 [review] (TOBBY)[投票(2)]
★4自らの心の闇をナチズムに浸食され狂いゆく若者、マーチン(ヘルムート・バーガー)がもの悲しく、美しい。 (立秋)[投票(2)]
★4朝靄の中に響くバイク部隊の轟音…。ナチズムというモンスターが誕生する歴史的瞬間のエクスタシーと闇。音楽にたとえればへヴィ・メタル。人の心に潜む負の力を共振させる映画だ。 ()[投票(1)]
★4ここまで悪徳が生気に満ちている映画もなかろう。この映画を前にしてはチャップリンすら小さくかすむ。退廃の上に退廃を重ねる者たちから漏れいづるかすかな嘆きを聞き漏らすべきではない。それこそがこの映画の真に描きたかったことだ。 (ジェリー)[投票(1)]
★4ヘルムート・バーガーの退廃美につきる・・・。女装から・ロリコン・近親相姦まで倒錯ここに極まれり。最後のナチの軍服姿は、もう拝みたくなった。ついでにアッシェンバッハに押し倒されるシーンなんかも入れて欲しかったよ。監督もストーリーとかテーマなんてどうでも良かったんだろうな。 (worianne)[投票(1)]
★4多重テーマを容易ならざる重層構造で描くが、「リア王」に於ける王不在の中で悪女の傀儡たるボガードが牽引するのが物語構造として如何にも弱い。しかし、替わって魑魅魍魎のようなホモセクシュアルを前面に突出させ退廃へと誘う歪な輝きを獲得した。 (けにろん)[投票(1)]
★4映画ならではの退廃的な美しさ…。 (Henri Le Dix)[投票(1)]
★4一回観たらもうお腹いっぱい。 (赤い戦車)[投票]
★4ヴィスコンティ監督が、とうとうヴィスコンティ以外誰にも撮り得ない境地に達した作品。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4この世界は普通の人間には描けない。生々しい説得力に溢れている。 (buzz)[投票]
★4女優がみんなグレン・クローズに見えて仕方がない。 [review] (ジョン・デ・ベソ)[投票]
★4シャーロット・ランブリングの緑色の瞳に尽きる。ゲルマン民族の退廃美は 他の民族とは次元が違う。映画だからついていけるが・・・・ (MOMA)[投票]
★4高貴で異様な映像美といい、内容のえぐさといい、ゾクゾクするような感覚に引き込まれた。 (kekota)[投票]
★4ヘルムート・バーガーの印象が強烈。 (丹下左膳)[投票]
★4せめて“わかりやすさ”という点だけでも、もう少し妥協できなかったものか。 (黒魔羅)[投票]
★3もう少しシリアスなものを予想していた。作り手の意図は分からないが、ナチスすら記号と化し、没落貴族の濃ゆい面々がただただ醜い愛憎を繰り返し堕ちていくさまが、むしろ喜劇的にも見えてくる。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★3美しくない人形。 [review] (たわば)[投票(3)]
★3或る変態家族を標本に、神聖ローマからプロイセン、ナチスまで独逸三代帝国の支配と謀略の歴史を振り返ろうという意図は面白く、ヘルムート・バーガーの倒錯演技や「血の粛清」シーンは見応えがあったが、ボガード演じるフレデリックの人物造型が浅いのと、カメラが煩さ過ぎるのが少し気になった。 (町田)[投票(1)]
★3とっても下品な映画だと思いますが、それが誉め言葉にもなります。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★3金持ち貴族とナチ、戦って両方とも全滅してくれるといいのに、21世紀に入っても両方とも生き残ってる。はかなそうでいて生命力強いよなぁ〜。 (カレルレン)[投票]
★3何だか大変なものを観たような気がするものの、正直晩餐のシーン以外は殆ど楽しめなかった。 [review] (ドド)[投票]
★3歴史的背景を知ってたらもっと楽しめたかも (TOMIMORI)[投票]
★3すみません・・・私にはヘムルート・バーガーのまさかの女装シーンしか理解できませんでした・・・。 (ダリア)[投票]
★3・・・む、難しい。  オレには退廃美?はよくわかんないみたいです。 あのドロドロに戦いの中で自分だったらどう立ち回るのかと、想像はした。 (黒犬)[投票]
★2物語を侵食する耽美。 [review] (muffler&silencer[消音装置])[投票(6)]
★2あまりにも中途半端な芸術映画。 [review] (sawa:38)[投票(4)]