撮影中にケビンがずっと書いていた日記を読んだ。オーディションから撮影の最後の最後まですべて書いてあり、すごいリアルでおもしろい。当初ロバート・ダウニーＪｒ．がセバスチャン役で上がっていたが、もしそうだったらなんか違うゾ、と言っちゃうよ私は。ケビンだからこそ後半まったく顔の出演ナシ（あるのはあるが）、眼球までもジャンボコンタクトで覆い、全身黒・緑・青タイツで望んだ撮影、そして恥部サイズ寸法取りとかもできたのさ！。

　普通の人ならイカれてます。実際ケビンもその状態近くまで陥ったようだが。私はその役者魂にただただ敬服・・・。そうそう、ケビン・ベーコンってちゃんと（ハリウッドにおいて）自分のいる位置をわかってる人なんですな。　自分がどんな立場に今いるのかをきちんと把握している。（余談：意欲満々で作った−Stir of Echoes：日本未公開−が公開時期・内容すべてシックス・センスとかぶってしまったため「またしてもうだつの上がらないケビン・ベーコン」と評され、落ち込んでいたときにこのダウニーの代打として役を掴んだ時の彼の喜びようったらもうこっちまでニヤけてしまう）

う〜ん私はこの１本でますます彼を好きになった。

（撮影間）１年近くこの異常な環境の中でがんばったケビンに(ﾟДﾟ)がほとんど映らなくても私は満点をつけるぜ！