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[コメント] コンドル(1939/米)
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★5これぞハワード・ホークスのエッセンス。黎明期の「ヒコーキ野郎」だった監督自らの実体験を踏まえた迫力のある航空冒険活劇。ホモセクシュアルな香り漂う群像ドラマの中、ひとりジーン・アーサーは陽気なアメリカ娘のコメディ・タッチ。 [review] (ぐるぐる)[投票(9)]
★5愛国主義をプロフェッショナリズムに置き換えたもう一つの『カサブランカ』。しかし出来はこっちが上。たぶん→ [review] (ジェリー)[投票(4)]
★5ホークスの卓越した演出力が冴え渡る。心の内とは正反対の態度を取る男たちが織り成す人情派ハードボイルドは実にシンプルで清清しい。芝居の充実度もさることながら、ミニチュア、実景、合成とそれぞれ工夫を凝らした飛行機のシーンはいずれもアクションのツボを心得ている。 (shiono)[投票(3)]
★5不明にして誰がリタ・ヘイワースか知らなかった。確認して、成る程と。ム所の壁にポスターを貼る奴の気持ちがわかった。・・・しかしコメントがこれだけではこの埋もれた名作に失礼なのでもう少しストーリー構成なんかについて触れる。 [review] (KEI)[投票(2)]
★5いろんな要素が盛り込まれたストーリーにもかかわらず、消化不良になることなく、極めて高いレベルで完成されてることに驚き!後世に名を残しているとは言い難いのがもったいない、と心から思う。 [review] (shaw)[投票(2)]
★5これがジーン・アーサーじゃなくキャサリン・ヘップバーンロザリンド・ラッセルだったら、もっと良かったのに...なんて無い物ねだりはやめよう。これだってホークスらしさの横溢した奇跡的な航空映画。 (ゑぎ)[投票(1)]
★5男の仕事に命を張る最高にクールなやつら。[Video] (Yasu)[投票]
★4文字通り満身創痍になりながらも仕事を遂行していく、まさにホークス的な集団。彼らは悲しいときにこそ酒を飲み、音楽を奏でる。「ピーナッツ・ベンダー」は最高の泣き笑い場面だ。 [review] (3819695)[投票(5)]
★4トーマス・ミッチェルが映画の中心に出てくるのがどうも座りが悪いのだが、無線がつなぐ中継所、機内、基地のか細い線が、すごい緊張感を生む。霧や雨に閉ざされた閉鎖的な空間こそが、飛ぶこと、郵便を届けることへの男たちの狂気な執着の根源だ。 [review] (動物園のクマ)[投票(4)]
★4全編中9割方が空輸会社と酒場のセットでのシーンで占められているにも関わらず、見惚れるほど素晴らしい飛行シーンを効果的に織り込むことで、映画全体にダイナミズムを生んでいるという奇蹟。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★4港と酒場の喧騒(外見)から、霧中の着陸(内実)へ。冒頭30分(全編の1/4)を費やして描かれる飛行機乗りの無粋さの裏に隠された切なさの説得力がこの作品のほぼ全て。その了解があってこそ、男の矜持と女の想いが通俗メロドラマから上質の娯楽へと飛躍する。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4飛行シーンより音楽演奏したり酒場で乾杯したり、地上でのドラマが重視されてる点で『空軍』と好対照。男たちは傷付きつつも自らの使命を遂行していく。 (赤い戦車)[投票]
★4この頃、コメディアンの味つけのないグラントは珍しいのでは? 命をかけた郵便飛行機乗りとして男振りも良い。バーセルメスなど脇役も豪華だ。 (丹下左膳)[投票]
★3トーマス・ミッチェルが登場するだけで嬉しくなるので、ダブダブのパンツの後ろ姿とかたまりません。 [review] (jollyjoker)[投票(1)]
★3女なんざあ頭っから水でもぶっかけなきゃ正気な判断できねえんだぜ的マッチョ思考はおっかなくって良しとは言えぬのだが、でも、中盤からのバーセルメスミッチェルが牽引する男騒ぎには矢張り泣ける。打算などこれっぽっちもない生き様こそ美しい。 (けにろん)[投票]
★2こういうワーカホリック賛歌は不感症。このケイリー・グラントみたいな仕事優先のボスは大嫌いだ。社員一同、他に仕事はないのだろうか。それとも空軍賛歌の民生版か。すぐに上司に乗り換えるジーン・アーサーのビッチ振りは不快。 (寒山拾得)[投票(2)]