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[コメント] ローズマリーの赤ちゃん(1968/米)
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★4ローレンス・オリヴィエに失礼ではないか。84/100 (たろ)[投票]
★4半世紀以上前の作品とは思えない新鮮さがある。そして真実がわからないからこそ、怖い。ミア・ファローは映画全編を通して、徐々に恐怖に侵食されていく様を演じて絶品。 [review] (シーチキン)[投票]
★4いいんだがこの映画、誉められ過ぎ。黒魔術の薀蓄や的確な心理描写に富んだ無茶苦茶面白い原作のダイジェスト版に過ぎず、ミア・ファローを主演に置いた慧眼と、電話ボックスの件の巧みさ以外に、小説を超えるところがない。 (寒山拾得)[投票]
★4メジャー仕様の『反撥』焼き直しで、決定的に主人公の追い込みが緩いのだが、自壊するのではなく他者からの侵食によるあたり、米国に内在するトラウマを焙り出している。ジャジーな雰囲気と随所のポランスキー流夢幻のイメージショットが懐旧的な味わい。 (けにろん)[投票]
★4「ホラー」というジャンル分けを超越した静かな心理劇。逃げようはなく、周りの人がほとんど敵という状況も含めて非常に怖い。 (サイモン64)[投票]
★5淡い都市空間に蠢く毒キノコ色の悪意。悪もまた人の心の一部である限り、生き残り、はびこる根拠があるという恐怖。命を死守せんとする本能が母性だとしたら、これほどまでに説得力を持った「どうしようもない恐怖」があるだろうか。ポランスキーの語り口は完璧。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4ほぼ四半世紀ぶりに最鑑賞して評価上がる。若い頃に観た時は苦笑した記憶があるんだが、今観ると怖いね。これ、怖いね。 (ペペロンチーノ)[投票]
★4「侵入」そして「つわり」の映画。現代都市を密室・聖域の集積の完成形と解釈するなら、この気色悪さはやはり都市に生きる我々だから感じるものだ。隔てる壁を超え、部屋という空間のみならず、五感、果ては胎内まで「侵入」する他者。そして他者の密室・聖域に取り込まれる。恐怖というよりも、嫌悪感。共同体によるレイプ。精緻過ぎるポランスキーの技に次第に吐き気を催してくる。ホラーというカテゴライズには若干疑問符。 [review] (DSCH)[投票(5)]
★3ちょっと期待はずれ。 (赤い戦車)[投票]
★3見えざる粛清に徹底的な監視、そして個人崇拝へと至る、オカルト信仰とスターリズムの紐帯をなす数々の直喩と不信に満ちた世界で徐々に衰えていくローズマリーの満身創痍の姿。かつてスターリズムに蹂躙された衛生国と像が重なり、そこで肝となる「胚胎」がそれに拍車をかける。 [review] (山ちゃん)[投票(4)]
★4近年の「ホラー映画」とはだいぶ違った感じ、僕はこの方が好き。 (PaperDoll)[投票(1)]
★4この子が持ち込まれても、きっとラーチ先生(『サイダーハウス・ルール』)なら立派に育ててくれる。 (カレルレン)[投票]
★4センス溢れるホラー映画。 ホラー映画は取っ付きにくい人に、これを見てみたらとお勧めできる非常に良い映画です [review] (たーー)[投票]
★4ヒロインが追いつめられていくさまをハラハラ見せるというより、ヒロインの奮闘記のような印象が残る。オカルトものの代表作のように言われるけど正直怖くはない、けど面白い。このジャンルではやはりはずせないんだろうな。 [review] (おーい粗茶)[投票(2)]
★4冷静に考えると何が怖いのかうまく説明できないのだが、それでも明らかに怖い。というのがこの映画の素晴らしいところ。 [review] (緑雨)[投票]
★4ホラー性を無くしてもちゃんとオカルト作品は作れます。その好例…他にはほとんどありませんが。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★5華奢なミアが可愛らしい。ブルーのキルトのガウンも少し大きめのボアのスリッパも黄色いミニのワンピースも全てがミアを引き立てる小道具。そう、彼女の髪や控えめな胸さえも、だ。彼女を虐める悪い奴は誰だ・・・? [review] (IN4MATION)[投票(4)]
★5この映画には確実に「何か」が憑依している。呪われた作品だ。(05・5・20) [review] (山本美容室)[投票(2)]
★5引越しは出来れば避けたい危険行為であり、医者のいうことが正しいとは限らず、妊娠は異物を抱え込むことであり、隣人の正体など分かったものではないということが、飛び切りの説得力ある演技と演出で語られている。日常生活と地続きの恐怖世界に対する眠った感受性が、痛覚として呼び覚まされる。ミア・ファロー、完璧だ。 (ジェリー)[投票(8)]
★4ラストにも異質の怖さを漂わせている。 [review] (ユウジ)[投票]
★3普通に可愛かったミア・ファローが、身篭ってから夢見る少女系に変わっていく点に違和感。だが、何か不吉な事が起こってそう、な感じがするのである。 (G31)[投票]
★4もともと細身でギスギスしたミア・ファローがマタニティブルーを通り越してどんどんやつれていく。その過程と、真実を知ってからの彼女の鬼気迫る演技がより一層の恐怖を醸し出す。 (ダリア)[投票(5)]
★3やつれた小さな妊婦の姿が脳裏に焼き付く。観る者の心理を多重に揺さぶる演出、ファローの気の触れた演技が秀逸。 (hk)[投票(2)]
★3じわじわ〜っっと この怖さですね。 [review] (TO−Y)[投票]
★4美しい、最高 (ユメばくだん)[投票]
★3最後の展開は良いのですが、それまでの展開がゆったりしていて、苛立ちを覚えました。 [review] (t3b)[投票]
★5これぞ恐怖映画。脅しやグロテスクな描写なしで、日常に潜む恐怖を完璧に、しかもジワジワと不安感たっぷりに見せる。「悪魔の追跡 都市バージョン」の趣(本作が先だが)。ドラマ、ファッション部分も手抜きがない。 (クワドラAS)[投票(6)]
★4モダンホラーの原点とも言えるレビンの作品を鬼才ポランスキー監督が隙無くソリッドに描いた名作。古いアパート、妊婦、隣人たちなどミステリアスな題材がすべて調和をなしている。当時のフィルム映像というのがまた絶妙の雰囲気を醸していたり。痩せぎすで大きな瞳のファローも適役!。 [review] (TOBBY)[投票(3)]
★4アレッ、結構胸くそ良かったのわたしだけか?! [review] (はしぼそがらす)[投票(6)]
★4その美しく力強い母性に、見ていてざわざわしてくる。 [review] (あき♪)[投票(2)]
★4追いつめられる恐怖の中に、どこか甘酸っぱさが漂ってる気がします。あの主題歌 のせい? ミア・ファローのかわいさのせい? それとも... (あまでうす)[投票]
★4主人公のローズマリーに感情移入してしまって、徐々に不安感・不信感が高まり、心理的に怖くなってくる。舞台となるアパートの持つ独特の雰囲気も秀逸。ホラーの古典として、観ておいて損のない作品。 (わさび)[投票(2)]
★3こええ! [review] (chokobo)[投票(4)]
★4まだ全篇憶えているぐらいショッキングな映画。感覚的にゾワッと来る不快感と怖さ。ラストは母性を超えて観客すべてに恐怖を送る、ミアファローというより女優の最高の演技。 (セント)[投票]
★4家庭を犠牲にしてまでのし上がろうとするワーカホリックを風刺した映画なのだが、妊婦の不安定な精神状態と監督の視点との一致、現代に形を変えて生きる悪魔を出して風刺を映画にした力はスーパーヘビー級。 [review] (ジャイアント白田)[投票(7)]
★4とても彩度を抑えた暗いカラー映画。しかし単にモノクロ、と言うわけでもない。冷たい鼠色が心地よさを感じさせた。 (uyo)[投票]
★4胎内にいるものの得体の知れなさがよくよく出てる。悪阻がひどくて入院した友達なんかを見てると、胎児って母親にとっては異物なんだよなあと思う。これ以降の凡百のSF映画が似たような話をいっぱい撮ったが、この映画とは格が違います。 (イライザー7)[投票(5)]
★4これはまるで冒険ミステリーだ。そういう意味で「活劇」として素晴らしい。全くショッカーでないところが良い。 (ゑぎ)[投票(2)]
★4近所のおばちゃんならまだいい、夫ですら信じられないとは恐ろしい。ローズマリーの孤独と恐怖がビシビシ伝わってきた。2002.7.11 (鵜 白 舞)[投票(2)]
★4とても清楚なイメージのミア・ファローだからこそこの対照的な展開がはまる。周囲の友人たちが信じられなくなってくることがこれほどまでに「恐怖」とは。敵から逃げるサスペンスホラーは数あれど、ある意味、もっとも逃げ場がない映画がこれ。 (tkcrows)[投票(8)]
★5ホラー史に残る、ピカイチに溢れた傑作。 [review] (モモ★ラッチ)[投票(12)]
★5宗教観だけでなく、見知らぬ隣人への恐怖、人間不信。 これこそ本当の恐怖。 ()[投票(1)]
★5アパートに越してきた日、床に座って缶ビールを開ける時のミア・ファローの不器用さ、ひと口めを飲む時の頭をたれる角度と丸みを帯びた背中、それを照らす薄白色の光。「あぁ、完璧だ…」と思った。 (ドド)[投票(5)]
★4ミア・ファロー のそばかすが怖いので、以来お肌のお手入れは欠かしません。 (りかちゅ)[投票(1)]
★4ミア・ファローのこういうモロ神経症チックな表情はウディ作品じゃ見られない。あと、おっぱいも。 (ガラマサどん)[投票]
★4人間不信に陥ってしまいそうで怖かった。ミア・ファロー良かったです。 (レネエ)[投票]
★1かなり前に見たが、面白くなかった。 (けけけ亭)[投票(1)]
★4逃げ場のない恐怖。妊娠中の人は見ちゃダメ。 (ADRENALINE of Adrenaline Queen)[投票(3)]
★3出産は他ならぬ母親固有のもの。只でさえ周囲からの孤立感が募るのに,ホントに孤立している恐怖。これは怖い。3.8点。 (死ぬまでシネマ)[投票(7)]
★2未婚だからか、リアルに絶望感が伝わってこない。舞台となったNYに実在するマンションのまがまがしい豪華さは見物だが…。そのリッチさも他人事に思えて感情移入できない要因か。 (mize)[投票]