[コメント] ルナ・パパ(1999/日=独=オーストリア)
予告編やチラシの印象から、中央アジアの牧歌的でファンタジックな物語を期待して見たのだけど、結構痛々しい話で辛かった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
無垢な女の子は最初、声の男に恋をして結ばれたことを「素敵なこと」だと思うのだけど、ヤリ逃げした男に幻想抱いてる姿が哀れというか、「そんなバカ男に騙されるな!」と言いたい(本人が騙されてないと信じるなら騙されたことにならないけど)。妊娠すると一転して、過酷な現実にさらされる女の子。戦争で廃人になってしまった兄さんも村人から蔑まれる存在で、村人たちの封建的な態度が憎らしいし、言葉の暴力って本当に怖い。ラストシーンは意味深だったけれど、兄さんのその後がとっても心配…。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。