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[コメント] 大いなる幻影(1937/仏)
- 点数順 (1/1) -

★5自由=音楽。平和=言語。 [review] (uyo)[投票(13)]
★5恋愛と友情 [review] (ルミちゃん)[投票(4)]
★5ワクワクするストーリー展開と芸術性は同居しがたいと思うが、具現したのがこの映画。シュトロハイムは実に「怪物」 (りかちゅ)[投票(3)]
★5第2次世界大戦に向け、少しずつきな臭くなっていく時代にこうやってフランスとドイツの最高の役者達を集めてこれを作ってくれた。何よりその事に拍手を送るべきだろう。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★5「国境は人間が作ったものだ。戦争も人間がおこした。」 とにかく映像が美しい。シュトロハイムも貴族階級の崩壊、虚無まで演じ、この映画の深みをつけた。66年前とは思えない素晴らしい出来。甘い所はこの際無視。 (セント)[投票(2)]
★5ボーっとしてはいけない。 [review] (田原木)[投票(1)]
★5これは戦争映画なのだけれども、渋い品のある大人の映画です。『戦場にかける橋』と観比べると、日本人はやはり子供なのかな、と思います。 (熱田海之)[投票(1)]
★5反戦映画の傑作として1度観ておくべき作品。往年の名監督シュトロハイムが俳優として印象的な演技を残す。 (丹下左膳)[投票]
★4所詮貴族社会のシンパシーとはいえ、俳優一人一人の美しい立ち振る舞いで、貴族的な誇り高い精神を描いてみせられると、ある種の感銘を受けずにはいられない。 [review] (くたー)[投票(7)]
★4人々は「国籍」よりも「階級」で結びついていると信じていたフォン・ラウフェンシュタイン。だがそれは、20世紀にはもはや「大いなる幻影」に過ぎないことを、彼は身をもって知った。[新文芸坐] [review] (Yasu)[投票(6)]
★4ジャン・ギャバンら新時代の人たちのために笛を吹いたピエール・フレネーは、20世紀版「ハーメルンの笛吹き男」か。 [review] (crossage)[投票(4)]
★4白い手袋・折れた背骨。一つの幻影が死に、新たな幻影が生まれる。ラ・マルセイエーズ・奴らと俺達。幻影なしに遊びは成り立たない。そして戦争もまた、悲惨な「遊び」なのだ。 ()[投票(2)]
★4幻影は幻影に終わらなかった。EU実現の一端はこの映画が担っていたのだと信じるに足る充実感。シュトロハイムがゼラニウムの花を折るシーンは溜息が出るほど映画的。 (町田)[投票(2)]
★4拝啓ルノワール監督。21世紀に入った現在も、戦争のない世界なんて「大いなる幻影」です。 (AONI)[投票(2)]
★4脱獄してからが良かった。前に傾いた敬礼は真似したくなる。 [review] (coma)[投票(1)]
★4大脱走』の原典的作品だが、後半にロマンスがあり、ピントがややぼやけた印象。それでも後味の良いラストが好印象。 (わさび)[投票]
★4異様な風貌と怪演で有名なシュトロハイムがひときわ目につく。貴族軍人姿がよく似合う。第一次大戦、まだ貴族が残っていた時代。やがて消えて行く貴族階級、台頭してくる庶民階級。 [review] (KEI)[投票]
★4大脱走』や『第17捕虜収容所』のような捕虜脱走映画。趣はずいぶん異なるが。 幻想を背負うことができる俳優をそろえた映画はやはり魅力的だなあ。 (ハム)[投票]
★4「ラ・マルセイエーズ」のシーンのエネルギーといったらない。爆発だ。 [review] (24)[投票]
★4戦争に代表される時代の推移にって浮き彫りになる旧来の価値観と戦争その物の虚飾性を映画は粒さに描いていく。国、階級、文化、人種を背負わされた人物の描き方に高い完成度を見るに、それが逆に後年の視点に晒された時、いささかステロタイプに見えるも事実でもある…。 (Kavalier)[投票]
★4昨今の戦争映画で臨場感たっぷりにドキドキしている世代としては、この設定や環境に今ひとつのめりこめない面があります。 [review] (chokobo)[投票]
★4「ドゥーモン陥落!」のシーンで、何の前触れもなく母校の校歌が!吃驚しました。…ウチの大学、まさか神聖ドイツ帝国・国歌からメロディーを拝借していたとは。 (オノエル)[投票]
★4“戦争映画”をジャン・ルノワールが撮るとこうなるのか、というのを味わえたのが嬉しい。そこには洒脱さと上品さがどうしたって存在している。 (なつめ)[投票]
★4古きよき騎士道精神が漂う戦争映画の傑作。 ()[投票]
★4収容所や刑務所の類のボスというと、悪徳だったりおちゃらけだったりする役柄に慣れ親しんだ私たち世代にとって、シュトロハイムの気品は新鮮。彼自身が貴族階級の大いなる幻影。物語は美しい男惚れ。 (mal)[投票]
★4死に場所を失った男の悲しみに薔薇一輪… (LUNA)[投票]
★4ショーシャンクの空に』と『ダウン・バイ・ロー』を連想させる。フランス的というより、ハリウッド的。 [review] ()[投票]
★3視界をさえぎる壁に満ちた捕虜収容所のシーンから一転して、見晴るかす風景を捉えた後半部への転調のすばらしさ。脚本や演出という殻すら突き破って屹立する人間くさい登場人物たち。そしてダースベイダーの映画的祖先としてのシュトロハイムの凄み! (ジェリー)[投票(4)]
★3本作で立派なのはドイツ側ばかり。世紀の阿呆に生真面目に一席ぶったのは天晴としか云いようがない。映画の出来とは関係なしに。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★3残念ながら、と言うべきか、ファルージャに侵攻する米軍兵士が感じているように、世界は興奮に満ちている。 [review] (G31)[投票(2)]
★3敵味方が同じ貴族であることをもって、お互いを理解し合うというのが如何にも太平楽であり、あんまり琴線には響かなかった。ただ、脱走後に庶民であるギャバンが一時の平穏を得る山間部の描写は輝いている。 (けにろん)[投票(2)]
★3映画は国境や階級をも越えるというルノワールの信には感銘を受けるも、これが傑作と言われると疑問。仏独名優の競演には心揺さぶられるが、収容所内演出の緩さは驚くばかり。ただ終盤の母娘とのひと時の清涼さと白い雪の情景は何とも言えぬ情感を残す。 (ナム太郎)[投票(1)]
★3でも戦争なんて結局殺し合いなんだなぁというのが正直なところ。1930年くらいに観てたら印象違ったかも。70/100 (たろ)[投票]
★3ノブレス・オブリージュに忠実であればあるほど募る惜別の情。国家が強調されればされるほど曖昧化する国境。互いの不運と窮状を察すれば察するほど深まる男女愛。文化と人に敬意をはらいつつ、失われていくものと生まれてくるものが折り目正しく描かれる。 (ぽんしゅう)[投票]
★3後半の方が面白いです。 (赤い戦車)[投票]
★3微妙 [review] (バック・フィーバー)[投票]
★3身分差のあった当時の戦争は、敵同士でも上は知り合いであったり、味方同士でも出自でいざこざがあったりで興味深い。戦争自体に現在の殺戮戦争では無く、どこか牧歌的な「人間同士の戦い」という雰囲気が残っている。021006 (しど)[投票]
★3特に強烈な印象はないが,渋い,佳い味の名作。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★2登場人物が見分け付かないし、大した展開も無くダラダラしてるから、かなり退屈。終盤30分で少しだけ面白くなる。['05.2.26高槻松竹セントラル] (直人)[投票]
★1 新宿の小さな劇場で観たのですが、フィルムの保存状態が悪かった。話の筋も覚えていない。ただ、「ラ・マルセイエーズ」が唄われていた気がする。あまりオススメはしません。 (シネスキー兄弟)[投票]