評価低いけど私にとっては最高の作品です。（妻との初めての映画デートがこの作品だったことも幸運でした）。

アーノルド・シュワルツェネッガー主演作なんてと思ってる映画ファンにも観てもらいたいと思える作品です。（テレビで何度もやってそうだから観てない人少ないかも）。

映画という作り話の中で流す作り物の血が、本物の血へと変わり、本物の怪我、本物の痛み、本物の命、本物の死、というように全てが現実化していく過程で、私の方は映画の中へどんどん引き寄せられて行きました。

劇中劇が現実の方向へ近付くにつれて映画を観ている者が映画の中に引き込まれる。そんな映画体験だった気がします。

takamariさんがコメントされてるように「カイロの紫のバラ」アクション篇とでもいうような映画を愛する人に観てもらいたい映画だと思います。（家族向けです）。

因みに：ベネディクト（チャールズ・ダンス）の台詞「みんなここ(現実世界)へ来たがっている。ここは悪が勝つ場所だからな」は印象的でした。