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[コメント] 顔のない眼(1959/仏=伊)

顔のない眼』の女じゃダメなのか。女も男も女に顔を求めてやまない。 セリフ少なめで簡潔な映画の語り口がいい。
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







わかりやすい動機で話が展開するので、迷いがない。

父の無謀運転事故で娘の顔がぐしゃぐしゃ。父の娘への負い目。 若返り外科手術の権威。動物実験。拉致移植の恐怖。

母も4年前に・・・?このエピソードは言及されていないのかな。 秘書として、別人として、生きる。前よりよくなって満足?

娘の手術は失敗。皮膚がだんだん壊死していく。

マスクの出来が結構いい。フィットしてる感じ。

顔を手に入れるためなら、何でもする。クリスチヌも父母のすることを とまどいつつも受け入れる。顔が欲しい。が、最後には「もうたくさん」 という感じで、崩壊。ラストシーン、鳩?とともに森へ。

婚約者ジャックに愛を確かめるのもやってみれば面白かったかも。 あの顔でもクリスチヌを愛せるのか。女はやはり顔なのかどうか。

(評価:★4)

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