[コメント] ミート・ザ・ペアレンツ(2000/米)
現在のコメディ・アクターNo1はベン・スティラーでしょう。巻きこまれ型コメディで憮然とする表情がめちゃめちゃ笑える。今回もやる事すべて裏目に出てしまい惨めな主役を演じてくれている。デニーロは微妙です・・。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
細かいアホねたの連続も素晴らしい。骨壷割るとことか最高です。デニーロの読み上げる詩への謎の賛辞とか。ハリウッド・コメディアンはジム・キャリーとかロビン・ウィリアムスとかいるけど、どーも彼らの笑いの質はマッドで観ていて怖い。デビュー時のトム・ハンクス辺りが日本人の俺にはナチュラルだったが、彼、演技派に転向したので・・。だから今ナチュラルに笑わせてくれるのはスティラーとジェイソン・ビッグス。とにかく今作品でも実際だとやり過ぎだったり、あり得ないシチュエーション・コメディを奴なら巻き込まれかねん・・という妙なリアリティを伴い好演。アホなスチュワーデスとのやりとりとかでも例の憮然とした表情見せてます。しかしこんな鈍い彼女(テリー・ポロ)だと恐ろしいな。どこ見とるんじゃ!お前!と突っ込みたくなる。スティラーと親友オーウェン・ウィルソンとの共演は『ザ・ロイヤルテネンバウムズ』などでも楽しめます。にしてもデニーロのコメディ・センスは微妙。異様な存在感はあるんだけど・・。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。