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[コメント] 有頂天時代(1936/米)

これこそがネ申というものであろうか。☆3.9点。
死ぬまでシネマ

もう2人が踊る姿が視られればそれで良い、という映画。

アステアのダンスは手先・足先までが優雅で、魅惑的。対するロジャースのダンスは正確無比で見事見事! スカートの裾や腰の回転まで最後でピッタリ合わせるダンスは常人を遥かに凌駕した「神」を感じる。… 2人のハーモニーは丸で優雅に揺れるように歌うメインボーカル(アステア)と、その裏できっちりリズムまで取っているサブ(ロジャース)のようだ。ハモる方(ロジャース)はキッチリ決めないといけないのだ。

    ◆    ◆    ◆

ロジャースより婚約者のベティ=ファーネスの方が美人なのは(そういう配役は)如何なものか。しかもそれ程嫌味な女性に設定されていない。するとアステアの変心に大義名分が無くなる。つまり、アステアはロジャースに興味を持ち、そのダンスにもうぞっこんになっちゃった、という事。それで良いのだネ!と2人のダンスは申している。

そう、それで良いのだ!

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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