[コメント] 上を向いて歩こう(1962/日)
60年安保敗北の残滓を引きずるように、山田信夫の脚本は生きる矛盾をふりまきながら留まるところを知らず脹らみ続け、それを知ってか知らずか舛田利雄の演出もわき目もふらずに同調する。さて、どう落とし前をつけるのかと思いきや・・・
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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山田信夫は吉永小百合に叫ばせました。その全てを解決する魔法の呪文を謹んで、ここに採録する。この「声に出して読めない日本語」を、声に出して叫ぼうぜ!さあ、みんな!
どうして、そんなに憎みあうのよ!・・・どうして!どうして!
一人ぼっちだから、手をつなぐんじゃないの。胸をはって歩くんじゃないの!
さびしいから笑うのよ。悲しいから頑張るのよ。弱いから助け合うんじゃないの!
一人ぼっちだから愛し合うのよ!!!
・・・・・・で、一件落着。でも反則だろ、コレ。
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