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[コメント] デトロイト・ロック・シティ(1999/米)

その昔、どの学校にもKISSの2〜3人ぐらいは居た。
ピロちゃんきゅ〜

かつて共産国家では悪の代名詞と言えば、アメリカ自由主義国家であった。そして、同時に、そのアメリカ文化というものを常に「悪魔の文化」として警告を発していたものだ。その「アメリカ帝国主義文化の象徴」として、やり玉にあげられたのが、いわゆる「ロック」。しかも、ロックの中でも、判りやすい悪を演出して時代を乗り切ったKISS。このバンドへのやり玉は非常にほのぼのとした情報で失笑を買ったものだ。今は仲良く、ソビエトにもKISSのファンは居る。ロシアもようやく70年代を迎えたわけである(日本は85年ごろにデーモン閣下によって70年代がやってきている)。もうすぐ、ロシアでクール&ギャングが流行るぞ(大予測)。

しかし、KISSかぁ。KISSの思い出といえば、子供の時(エアロとクイーンに出会った頃)に、KISSの武道館ライブをテレビ放映してて、父が「お前らはこんなのがいいんだべな?」と呆れられたものだ。血ヘドを吐いてるジーン・シモンズを見て、「わいは!(標準語で言うところの、ガッデム)」と言う始末。決してファンでも熱い血潮がたぎったわけでもなかったが「まあな。けっこう良いんでねーの。」と、つっぱって見せたものである。ロック魂ってんですか?今になって思えばディスコにもロック魂はあったりするぞ、少年達。今のKISSには皆無。本人達も100も承知で出演している。その心意気だけはロック魂全開だな。ガンバレじじい共。

(評価:★4)

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