[コメント] トラフィック(2000/独=米)
ゼタ・ジョーンズのレモネードにはやられた。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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無駄に話を盛り上げるため、一部ストーリーの破綻があるが、まあいい。
社会派ドラマはバランス感覚が要諦。クールすぎるほど冷めた視線を対象に向けることが出来なければ、名作は覚束ない。ラストは著者の署名みたいなもので、希望という字を書いたまでだ。
レディ・スターダスト氏の言うとおり、ベニチオ・デル・トロの湧き立つ色気とキャサリン・ゼタ・ジョーンズの演じるすがるものを失った時の女の変身ぶりは、確かに見物だ。
日本にいるとよそ事のように感じるが、この瞬間も麻薬と戦いつづけているすべての人々に捧げられた名作である。
80/100 (01/05/12見)
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