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[コメント] トラフィック(2000/独=米)

ゼタ・ジョーンズのレモネードにはやられた。
G31

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







無駄に話を盛り上げるため、一部ストーリーの破綻があるが、まあいい。

社会派ドラマはバランス感覚が要諦。クールすぎるほど冷めた視線を対象に向けることが出来なければ、名作は覚束ない。ラストは著者の署名みたいなもので、希望という字を書いたまでだ。

レディ・スターダスト氏の言うとおり、ベニチオ・デル・トロの湧き立つ色気とキャサリン・ゼタ・ジョーンズの演じるすがるものを失った時の女の変身ぶりは、確かに見物だ。

日本にいるとよそ事のように感じるが、この瞬間も麻薬と戦いつづけているすべての人々に捧げられた名作である。

80/100 (01/05/12見)

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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