[コメント] 大平原(1939/米)
絶好調のセシル・B・デミル。面白さということでは最強の部類の西部劇だろう。とにかくジョエル・マクリーがかっこいい。例えば、敵役が汽車の中からインディアンの少年を虫けらのように撃ち殺すシーン(有名なシーンです)についてもマクリーが後を引き取り、倫理的な落とし前を付ける。こういう部分の描き方が上手い。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
2箇所ある機関車横転のスペクタクルにも目を瞠るし、鞭使いのエイキム・タミロフと相棒・リン・オーヴァーマン、仇敵・ブライアン・ドンレヴィといった脇役陣もよく演出されている。本作のバーバラ・スタンウィックには余りグッと来ないのだが、賭博場でアンソニー・クインに撃たれた男に、スタンウィックが妻からの手紙(というか...)を読んでやるシーンは泣けるシーンだ。
#ロバート・プレストンの鼻歌で「いとしのクレメンタイン」が唄われる。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。