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[コメント] 花様年華(2000/仏=香港)
- 点数順 (1/2) -

★5A fine romantic movie for grown-ups. [review] (立秋)[投票(17)]
★5まるでミケランジェロ・アントニオーニが『アイズ・ワイド・シャット』を撮ってしまったようなエロス=夢。私たちにとってはもう、セックス=現実さえも快楽じゃないのかも・・・ [review] ()[投票(15)]
★5静謐な慎み深い画面が良い。全編実に計算された美しさだ。壁やドアでマスキングした画面による閉塞感の創出が息詰まるような切ない感情をフィルムに定着し倍加する。モーションコントロールとBGMによる相乗作用は時に麻薬的な快さを感じさせる。そして特筆すべきは虚実が交錯する二つの「練習」シーン。何と切なくスリリングなことか。 (ゑぎ)[投票(6)]
★5切ない。最小の身体の動きで、最大の心の動きを見せられ、そして魅せられ。胸が締め付けられる想いでした。傑作です。 (words)[投票(3)]
★5抑えても抑えきれない、振幅大きくうねりくる欲望の疼きを、様式的かつ大胆に時間省略の施された画面の中で描いた傑作。視野を極度に抑制する壁、乱れぬ髪、緩まないネクタイに代表される禁欲性と、風に揺れる赤いカーテン、覗き見的な鏡像、時折降る夜雨に代表される官能性の対比の素晴らしさ。 (ジェリー)[投票(2)]
★5光の三原色! [review] (chokobo)[投票(2)]
★5空調の無い時代の湿度と空気の濃度。その中で視線で囁き合うかのような感情交錯が醸し出す刹那。それでもチャンの素肌は涼やかだしレオンはあくまで端正だ。技巧の極致をいく長焦点レンズ使いが2人の関係を世界から隔絶し瞬間は永遠へと延伸される。 (けにろん)[投票(2)]
★5不倫が香り立つ秀作。こんなシーンがある。2人がレストランでメニューを見ている。女が云う、「私の分まで注文して」「なぜ?」「奥様の好みが分からない」。不倫している女って、こんなセリフを吐くものなのか?と、妻に聞いてみた。 [review] (KEI)[投票(1)]
★5アジア的色彩の濃厚な美しさを堪能した。 (veranita)[投票(1)]
★5濃厚な映像、あまりに切なくあっけない幕切れ。当分の間絶句して、同じ問いを繰り返してしまう。「もしも、わたしなら?」と。 [review] (kazby)[投票(1)]
★5不倫だから「純愛」って言ったら怒られるかな? でも私には「純愛」に感じられた。 (ぱんな)[投票(1)]
★5映像は濃い印象画風色彩。構図も面白い。大人の精神的不倫。終わるまでいい絵画を見た感が強い。撮影者は「夏至」と同者。今回はドイル色弱し。感心。 (セント)[投票(1)]
★5華やかな映像の中の、抑制された感情から匂いたつところの官能 (くろねずみ)[投票(1)]
★5いや〜これは大人の恋愛映画。子供(精神年齢も含めて)にはこの映画のよさはわからないでしょう。 [review] (ルリマツリ)[投票]
★5精神的な大人の不倫。色っぽいシーンなんてないのに、とても官能的で印象的。音楽もステキ。 (わわ)[投票]
★5大人の恋愛ですな♪お子ちゃまにはわからんかもしれんけど憧れます。 (tsuki)[投票]
★4たとえば薔薇模様のカーテンが背後でゆれる部屋。そこには鮮やかなグラジオラスの鉢があり、たたずむ女は水仙柄のチャイナドレスを身にまとっている。そして次の場面で上司に手渡す包みまでもが、美しい花模様で覆われている。 [review] (tredair)[投票(11)]
★4ウォン・カーワイ監督は言葉の人だと思う。いくつかの決め台詞のために、役者も物語も画も音も編集もすべてがある。だから、彼の映画はつねにコラージュで、登場人物に俯瞰的な視点はない。物語がないと安心できない人には苦痛かもしれないけど、彼のそんな、刹那な美しさが私は好きです。 (エピキュリアン)[投票(10)]
★4まさに、マゼンタ100%・シアン20%・イエロー80% [review] (アルシュ)[投票(9)]
★4チャイナドレスを身にまとい美しい流線形を顕わにするマギー・チャンが潔癖さを捨てることができずに煩悶する姿は男の目にはまさにエロスとして映り、 [review] (緑雨)[投票(6)]
★4何着ドレス持ってるんだマギー・チャン。[新文芸坐] (Yasu)[投票(6)]
★4成瀬巳喜男の『浮雲』とクロード・ルル−シュの『男と女』、そしてこの『花様年華』を撮影技術と無愛想顔の男女が生んだ古今東西の三大メロドラマ傑作とする。どの作品も一歩間違えれば通俗恋愛ごっこに陥るところを奇跡的構成力で踏みとどまっている。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
★4時計がいくら時間を刻んでも、扇風機がいくら空気をかき回しても、濃密な空気はあのごちゃごちゃしたアパートの中に充満し、永遠の残像を残す。時計と扇風機と壁に誘われ、評価を1点上げる。(★3→★4) (グラント・リー・バッファロー)[投票(4)]
★4閉塞感ある空間イメージとレトロな色調映像が特徴的で馴染み深い沢山の音なるモノも印象深かった。大人の恋を描く優れた演出効果に雰囲気ごと飲み込まれる思い。それにマギーのドレス姿、本当に綺麗だったなぁ。うっとり・・・。 (かっきー)[投票(4)]
★4空気の濃密さが増していく様は、深い香の花が匂い立つようだった。精神的な思いに留まろうとする、清潔さともどかしさが生んだものだろうか。 (ムク)[投票(4)]
★4反復の映画。(2011.8.20) [review] (HW)[投票(3)]
★4道、部屋、屋台、部屋、道、屋台、部屋、道、道・・・。 (コマネチ)[投票(2)]
★4なんだか知らんが二人がステーキ食うシーンはこれまでで最高の食事シーンだ。と感じた。 (breadcrumb)[投票(2)]
★4お話はいっこうに盛り上がらんが、二人の思いはじわじわと盛り上がっていくのであった。 [review] (しーた)[投票(2)]
★4大人の映画なのか大人のふりをした映画なのか、わからないけれども美しければそれでよい。 (SUM)[投票(1)]
★4ホテルのナンバーは「2046」 [review] (ボイス母)[投票(1)]
★4どんな愛の言葉を吐かせるよりも、どんな愛撫の手つきを描くよりも。 (movableinferno)[投票(1)]
★4女はドレスを替え、男はネクタイを替える (TOMIMORI)[投票(1)]
★4カーウァイ作品の「定番」だった手持ちのカメラとモノローグを排し、抑制された恋愛の機微を描いていて、大人の映画に仕上がっている。 [review] (ぷり)[投票(1)]
★4美しい映像と美しい女性とその中にある深い製作者の思い。 わかるものだけわかればいい、映画は先入観で見るものでなくその時の自分が感じ取るものだけ感じ取ればいいってことを改めて感じた。 何年かしたらまた見よう。 ()[投票(1)]
★4官能的な雰囲気にどっぷりと浸かるべき映画。二者間の危うい関係を、一切の説明抜きに映像のみ(揺れるカーテン、花、鏡、煙、高速度撮影etc.)で表現しているところは素晴らしい。ただし、脚本に芯が無さ過ぎるため雰囲気倒れになりかけてることも否定できず。 (赤い戦車)[投票]
★4チャイナドレス最高! (にゃんマゲ)[投票]
★4“花様年華” [review] ()[投票]
★4どうにも抑えられない過剰性を内包する抑制の美学。 (SY)[投票]
★4花の匂いが漂ってくるような美しい映像。チャイナドレスがステキ!! (レネエ)[投票]
★4チャイナ・ドレスって、お腹が出てたら似合いそうにないけど、デザインに悩まなくていいのが楽そう。 (お珠虫)[投票]
★4下世話な表現だが、スワッピングにあまり乗り気でない方のカップルって感じ。「大人の恋愛」とは違う気がする。でも映画自体の雰囲気はけっして嫌いじゃないし、映像も見事だったのでこの点数。 (ミドリ公園)[投票]
★4クールなのにすごく官能的。オ・ト・ナ。 (カノリ)[投票]
★4マギーチャンのチャイナドレスと上海語。2000.12/歌が廻る。余韻がイイ。豆電球のような暖かみのある色のイメージ。映像はドイルっぽくない。今回は手持ちカメラじゃないらしい。2001.8.22 [review] (ハイズ)[投票]
★4キャスティングが大事なタイプの映画。主役が違ったらきっと寝てました。レオンの優柔不断なたたずまいが男っぽくてそそられる。 (KADAGIO)[投票]
★4ヒロインの巨尻ばかりに眼がいってしまうワタシは芸術感覚に乏しいんでしょうか。 (ボヤッキイ)[投票]
★3「世界遺産」が始まったのかと思った。即効性はあるけど持続性がない安物のマリファナみたいな映画。 [review] (muffler&silencer[消音装置])[投票(7)]
★3Quizas,Quizas,Quizas. [review] ()[投票(6)]
★3アジアの匂い(臭い)が画の隅々にまで立ち籠める。香港=シンガポール=カンボジア、裏路地=長雨=熱帯夜。裡から決して陽の許へ出すことのない、情念。3.8点。 (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
★3おーい、どこまで行くねーん [review] (レディ・スターダスト)[投票(2)]