[コメント] ランボー3 怒りのアフガン(1988/米)
動かぬ証拠。そうだ、アメリカ合衆国こそテロ支援国家だったんじゃないか。
アメリカはソ連がアフガニスタンに侵攻した際、ソ連に敗戦の屈辱を味わせるためにアフガニスタンに存在するありとあらゆる反ソのゲリラに武器給与の支援を行った。その根底にある思想や政治信条にかまわずに無差別に武器をばら撒いた。そのゲリラ達の一部が後々どういうことをしたかは皆さんご存知のはずだ。
対ソ政策に没頭したアメリカが正義の名のもとに行った行動が今にいたるまでアフガニスタンの民衆を混迷させ続けているという事実がこの映画で確認できる。
映画自体はアメリカ賛美とアフガニスタンゲリラ賛美、つまりソ連批判のくだらぬ映画だが、今となっては合衆国の歴史的悪事を裏付ける映画となっている。
きっとこれからこの映画は、一生アメリカでは放映されないでしょう。合衆国政府が自らの問題点に気付かぬ限り。
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