[コメント] ネバーエンディング・ストーリー第2章(1990/米=独)
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第2章はアメリカ製作でしたか…。いけませんね。でも、決してそんなに悪い訳じゃないんです。面白いと思います。今から見るとセットは相当ちゃちいですけどキレイです。でも…私の幼い頃の青春を築いた1章を決して忘れる訳にいきません。1章を愛しぬいた私にとって、これは同じネバエンとして認めたくはない感じ…。
アレですね、アメリカの『ロード・オブ〜』、イギリスの『ハリーポッター』という感じで、どちらとも製作国が反対ならば、きっと違うものになってたでしょう。アメリカがポッターを作ったならきっと…下品な(失礼)感じになってたんでしょうね。だから、アメリカには合わなかったんですよ。うん。
原作は未読なのですが、1章の敵は「虚無」で2章の敵は「空っぽ」でしたよね?こういうちょっと空虚というか暗い感じがネバエンの魅力だと私は思っていたんですよね(画面もやや暗め、音楽も)。だから、2章の妙にきらびやかな感じはちょっと違います。やっぱり、だんだん本にのめり込んでいくプロセスも楽しいじゃないですか。それもなくなったし…。交わりそうで、交わらない感じがイイ。しかし、2章で突然仲良くなってたバスチとアトレの友情も薄い…。淡泊ね、男の友情…。
同キャスト続編だったらどうだったでしょう?所詮、2に名作なし。どっちにしろ点数が低い事は容易に想像がつきますが…。ここまでではない気がします。バスチのパパも1章だともっと厳格そうだったし、それの絡みも面白そうです。というか私はアトレーユが出てるだけで点数上げますね(笑)。だって、絶対あのアトレーユは詐欺です(非道)。ひどいです。性格まで変わっちゃってます。もっとカワイイ性格だったのにアトレ…。「ああ、私の愛したアトレーユはいないんだ…」と思ったら切なくて無性に泣けてきましたよ。こんな事で泣きたくなかったなあ…。
しかも!更に許せないのは歌です。歌まで替わっちゃいましたよ!着メロのショボイ音でさえ泣けるあの主題歌を!アトレーユどころか主題歌まで…(大号泣)。
つまらくはないのでこの点数ですが、1章と切り離して考えられないので、これ以上の点は無理です。アトレと主題歌でこんなにショックを受けた私なのですが…ネバエンには甘いです。これも愛…それも愛…という感じで…。
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