[コメント] パール・ハーバー(2001/米)
戦闘シーンはたしかに迫力アリ。 真珠湾だけは迫力ありだけど・・。史実に基づいているとは言え東京のところは面白くなく恋愛は陳腐。 ハンス・ジマーの音楽は芸術的。そして戦闘シーンの迫力。 迫力はあってもあれじゃ戦争じゃなくてアクション映画の戦闘シーン。しょせんマイケル・ベイ&ジェリー・ブラッカイマーでは『プライベート・ライアン』くらいの地獄絵を作り出すことは不可能。
そして日本の描き方。あれはもう笑うしかありません。コメディーです。それもB級バカコメディ。
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この映画ってパロディ映画じゃないですよね?よく考えてみれば『タイタニック』+『アルマゲドン』÷2じゃないでしょうか?
こんな以前ヒットした映画(しかも自分の映画までも)ぱくって別の映画に仕上げてしまった彼ら。いくら面白い映画でもこんな映画は認めない。
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音楽担当はあの天下のハンス・ジマー様ですが、サントラ買っちゃいました。最高です。今までのジマー節とは違ってピアノで切ない感じの前半で後半は切ないジマー節が展開される素晴らしいサントラです。映画もこれだけよかったら・・・。
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とりあえずマコさんごめんなさい。あの人ってめちゃめちゃ凄い人だったんですね。昔オスカー候補にもなった、名脇役(?)なんですね。その人が山本五十六演じてる、これって実はかなり凄いことだったんですね。
しかも某映画雑誌のインタビューによるとマコさんは会議シーンについてちゃんと監督と製作側にきちんと抗議していたんですね。 「この会議シーンはなんだ?」って。しかしそこでその人たち(マイケル・ベイ&ジェリー・ブラッカイマー)は「あまり大きな問題じゃない」って却下したとか・・。
反日感情を大きくしないようにと日本側へあれだけ心遣い(おそらく上からの命令でやったのだろう。彼ら(監督さんたち)はどうでもいいから、戦闘シーンだけ描こうと思っていたのだろうが・・・)をしたのに、なんで日系の人からの直々の意見を軽く却下するのか?
前作『アルマゲドン』だって、あれだけ日本でヒットしたことくらい彼らは知っているだろうから、当然この映画も日本人がかなり見ると思うはずだ、なのに日本の描き方など気にもかけず(恋愛部分も適当)に描き、戦闘シーンだけ真面目に描くのはやめてくれ。
本当に日本側へ反日感情をうまないために日本人医師や零戦から「逃げろー」って叫ぶ日本人を入れてくれるのも結構だが(この叫ぶ日本人がまたかっこいいんだわ)、一応日本の描き方も考えてくれ。これじゃ反日感情を生まなくとも間違った日本を見せてしまうのでは?だから『インデペンデンス・デイ』のラストで一瞬日本の部分が写った時も第二次大戦中みたいな感じだったのでは?
どうでもいいけど、私はこの監督広告業界から進出したわけだから、テンポと映像のすごさだけで一本映画作っちゃうわけですよね。今回も脚本ケチって映像に金を全て回した。
つまり、私はこの監督、そろそろ潰れると思うのですけど。
ここでマイケル・ベイに私から助言。
「ヒットメーカーの座を下ろされる前に広告業界に戻ってみれば?それかジェリー・ブラッカイマーじゃなくてジョエル・シルバーと組んでこてこてのアクション作るとか。あなたに恋愛は全然向いてません。いや、もうこの映画を作ってしまった地点でジョエル・シルバーも組んでくれないだろう。おそらく断られるんじゃないかな?」
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