★4 | 前半のテネシー・ウィリアムス的な停滞し鬱屈した南部の退廃描写が些か古くかったるいのだが、アメリカ映画固有ジャンルである群集心理ものをヘルマンがこれでもかと煽る暴動シークェンスの鮮やかさ。良識代表のブランドの内在する剣呑も良い。 (けにろん) | [投票] |
★3 | 全体的に演劇臭い映画だが、矢張りなんと云ってもラスト近くの廃車置場でのお祭り騒ぎには驚かされる。これってどうなんだろう、アーサー・ペンの功績というよりはリリアン・ヘルマンに多くを拠っているように感じてしまう。そう思わせるのはそれまでのペンの演出に映画的な突出が感じられないからだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | もう少し本作が洗練されていれば、ニューシネマの時代は2年前に始まっていたかも知れません。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | 田舎町の住人の心の底に巣くった資本家へのへつらいと諦観、保安官の権威への羨みと妬みが、労働の拘束から解放された土曜日の夜に一気に噴出すさまは凄まじい。この一触即発の鬱憤はアメリカ南部特有のものではなく、全ての人間の心の中に存在するものだ。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | サタデーナイトフィーバー。 (黒魔羅) | [投票(1)] |
★4 | もっと描いて欲しいところは多いような気がするものの、あれだけレッドフォードたちの描写を減らしたからこそ、この映画のいいところは際立つのかも。 (nobue-i) | [投票] |
★4 | 大人も子供もお姉さんもお爺さんもお婆さんも、南部の町民の無自覚な悪意が大爆発してブラックユーモア大会になる後半には大興奮して大爆笑(っていうか笑う所でいいんだよな?)。 [review] (Kavalier) | [投票(3)] |
★4 | 前半、次々に登場するクセのある人物たちの配置を覚えるのに苦労したが、ババー帰郷を境に「オイオイ、そりゃ遣り過ぎだろう」とツッコミたくなるくらい盛り上がる。此度の戦争を見るに犯罪者・他所者・異人種に対する米人の姿勢はこの時となんら変っていないようだ。 (町田) | [投票(1)] |