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[コメント] チアーズ!(2000/米)

快作! 久々にアメリカ映画の基礎体力を見せつけられた。
ペンクロフ

きょうび『ロッキー』まんまのベタな物語でも、魂込めて作ればこんなに気持ちのいい映画になるということにジュンときた。私見では本来のアメリカ映画の基礎体力とは、「全力投球すること」「照れないこと」「迷わないこと」「客を喜ばせるために妥協しないこと」「映画の力を信じきること」だと思う。この映画は典型的アメリカ映画の最良の形だと思った。

緻密に計算して作られているこの映画で、まったく意味のないカー・ウォッシュのくだりがあることにも感動した。客が女の子の水着を見たいなら、見せましょう!という心意気がうれしい。監督は誰だ? ペイトン・リード? 知らんなあ。でもこれからご贔屓にしよう。

キルスティン・ダンストに今までまったく魅力を感じなかったオレだが、この映画の彼女は何もかもすばらしかった。やっぱりいい映画には魔法があるなあ。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (10 人)あちこ[*] 鵜 白 舞 スパルタのキツネ[*] raymon べーたん イライザー7[*] は津美[*] chilidog[*] すやすや[*] らいてふ

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