[コメント] シャドウ・オブ・ヴァンパイア(2000/米)
最後、映画を撮り終わったときの、監督の表情が好きだ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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狂っていく人って、好きだ。
監督の映画に対する執念。 自分の求めるものを一心に追うあまり、それしか目に入らなくなってしまう。 自分が何を犠牲にしているのか、それのために何を差し出しているのかすら意識せず。 そして、取り返しのつかない事態。 全てが終わったときの、我に返ったときのあの表情。
う〜ん、イイ顔してた。 こうゆう展開好きなんで、つい点が甘くなる。
吸血鬼であるシュレック自らの「ドラキュラ」解釈も好きだ。 「伯爵は男に好かれようと努力した。だが・・」って。 あれは、自分と監督との関係をも重ね合わせて考えていたんじゃないだろうか。 彼もまた、伯爵と同じ孤独を感じてたのだろうか? 「ドラキュラ」を「悲しい物語だ」って評するあたり、そんな気がした。
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