やっぱりだまされてたよ〜。 だって10分前の記憶が無くなってしまう人が、どーやって社会で生活できんのさ。しかも犯人さがせるの？

逆回しのようなスタイルがつなぎの矛盾を考えさせるヒマを与えない。だからどんどん吸い込まれていくのだ。真実はどーなってんの？映画見てるときはそれで頭がいっぱいになっちゃうのだ。

ようやくたどり着いた真実。それは自分に都合のいいとこ健忘症の男。おいおいおい、本当にそんな都合のいい忘れ方があるのかよー！　大酒飲んで、セクハラしまくって、次の日なんも憶えとらんオヤジと一緒やん！

んー、でもでも、ガイ・ピアースの瞳。これがよかったです。殺された妻を思い（っていうか思いこんでいる）妻のために犯人を捜し出そうと奔走するガイ・ピアースの誠実一直線の瞳。この瞳に感情移入してしまい、すっかりだまされてしまいました。

読めないストーリー展開。最後の最後までドンデン返し。そう考えると結構楽しませてもらえたかもね〜。