しかし、現実の自然とはまるで別物なので、タマに観るくらいが丁度ヨロシ。 あんな夜に電気つけて書き物してたら、スタンドの周囲が虫で真っ黒になりますし。

お天気がいい日には親子で野山に出かけてメダカ獲りでもした方が、人生においては数百倍意味を持ちます。ビデオに子守りさせてないで、親子でお出かけしましょう(^^;

改めて見直すと子供のいたいけさが作為めいているし（我が娘曰く、「こんな子供は現実にはいねえよ！」とズッパリ切り捨てた）、母ちゃんがゴツクてまるっきり「父ちゃんみたい」だし、妙に冷淡だし（結核だから、我が子を敢えて抱かないのか？？）父ちゃん割と子育て放棄気味（弁当の時間も忘れるわ、朝は寝過ごすわ。父親というより「大きいお兄ちゃん」みてえ）だし、ソレを言うなら母ちゃんだって、「あら？あの木の陰でメイとサツキが笑った気がした」って幻覚ですか？っていうか「少女みたいなオバサン」ですか？とか、アチコチで引っ掛かりまくって、謎ばかりが増える映画であった。

現実にもし、我が子が「トトロがいたんだよー」とか言い出したら、ワシは猛省のあまり、仕事も投げ出して子供と向き合う日々に突入する。ってそんな話しは誰もしてないか？