[コメント] ムーラン・ルージュ(2001/豪=米)
わっ、ベンジャミン伊東!!
ブラボー! ブラボー!
冒頭のムーラン・ルージュの乱痴気さわぎから、公爵を囲んでの即興リハーサル、象の頭上で歌詞に託した告白合戦(洋楽にうといので、ビートルズと『ボディガード』のテーマしかわからなかったけど)、そして前代未聞のボーカリストによる「ライク・ア・ヴァージン」まで、身体をゆすりながら笑い転げていました。
時代考証もへったくれもないクレイジー・メドレーに着いてこられなかった方がいるのは残念だけど、100年先まで歌い継がれる曲は、100年前に歌ったって美しいに決まってる! 特にマリリン・モンローとマドンナの引用で、サティーンの妖艶さにハクをつける演出はお見事。
もうここまでで、劇場で観た分のもとは取ったなという感じでした。ストーリーが単純な分、音や画の小さいTV画面で見たらショボイだろうなと思うと、公開中に見だめしておくべき???
最後におせっかいな感想を。もし、ジョン・ベルーシが存命だったら、ぜひとも経営者ジドラー役として迎え入れたかったと思うのだが、いかがなものか。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (8 人) | [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。