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[コメント] リリイ・シュシュのすべて(2001/日)
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★4集大成的な力作だが、それでもネット上の世界と現実世界のリンクの仕方は、ただ最後の種明かしの為の方途としてしか機能していないように見えてしまう。『スワロウテイル』でも感じたが岩井は根のところで存外に旧い物語を信用しているように見えるのだ。 (けにろん)[投票]
★2ちゃらちゃらした映像と癒し系の音楽は緩衝材のつもりなら効き過ぎで腰の据わらぬこと夥しい。鬱度不足だし、そもそも加害者の視点が欠落している。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★5余韻が凄かった。2週間くらいこの映画のこと考えちゃったもん。 (Liz)[投票(2)]
★5痛さが心地良かった。16歳だった。この作品を機に、映画というものに心酔し始めたと記憶する。 (モロッコ)[投票(1)]
★2監督の思い入れが詰まった映画ほど困ったものはない。計算し尽くされた画は表面的には体面を保つも、リアルと称した個の主観は観る側を選び、柱たるべき音楽もカリスマと呼ぶにはあまりにも平凡。唯一の意外性は稲森の衝撃的な美しさ。これだけは買う。 (ナム太郎)[投票]
★2その曖昧さゆえに己が想いを投影し得るキーワード「エーテル」の海に漂う中二病的群像。「宇宙」とさえ等置される、妄想的信仰の空虚な中心としてのリリイ。 [review] (煽尼采)[投票]
★5私はこの映画を2通りの見方で鑑賞する。ぜひお試しあれ! [review] (ありたかずひろ)[投票(1)]
★2これが現実かと思うと嫌気がさす。でも何かこう、いつまでも後味が残る映画。 (NAO)[投票]
★4「これでみんな衝撃を受けるだろ」みたいな監督の意図が見え見えだし作りすぎだとは思う。けど、人間の闇の部分をひたすら見せられて「人間って全てがこんなのではないんだ」と彼らに教えたくなったのは、監督の罠にハマッた気がする。 80/100 (たろ)[投票]
★5おっさんにとっては青井優がエロ過ぎてそれどころの話ではない。俺は変態なのか、変態なのか。 (prick)[投票(1)]
★5中学生の時の鬱屈、ときどき戻りたくなるんだよなあ。 [review] (夢ギドラ)[投票(1)]
★5賛否いずれにしても読み応えのある皆さんのレビューが示すとおり、感情をかき乱される映画だが、そのように作りこんだ作品世界の完成度は非常に高い。その中心にある三島由紀夫的テーマを巧妙に隠蔽し、抽象化して表現するという、フィクションの凄みを最大限に生かした怪物のような映画だ。 [review] (shiono)[投票(2)]
★3ネット社会・・・。日本人の精神年齢は14歳ぐらいだと映画で公言した事は賞賛に値する。僕自身も未だに鬱ゾーンにはまってますね。ポジティヴに行こう! やっぱ無理! ごめん! (SODOM)[投票]
★2・・・鬱。 (たーち)[投票]
★5確かに、作品中で描かれるのは極端な世界だ。しかし、ちょっとしたきっかけ、ほんの僅かなすれ違いによって現実が極端な世界に変貌してしまう。この事実こそが、この年代の本質なのだろうと思う。 [review] (パグのしっぽ)[投票(6)]
★3なんという鬱映画。こんなの真面目に見てたら身がもたないぞ (TOMIMORI)[投票(1)]
★4パッと出てきていきなり消える去る大沢たかお。その助けてくれそうな存在が、余計救いをなくす効果を計算して生み出している。 (Madoka)[投票(2)]
★4 観ててつらい [review] (酔いどれ)[投票]
★3内側が空洞な所で「リアルー」と叫べばがよく響き共振させ得る呪文ってカンジ。 その叫びのうるさい印象をリアルに感じた。 [review] (モノリス砥石)[投票(2)]
★1<<その感性、よくわからない>><<投稿者:chilidog>>←正直コレの感性も分からない。羅列される暴力、痛みの描き方が「平板」で麻痺状態だが、その一部は度を超した「犯罪」だ。それらを澄み渡る空や見果てぬ田園でコーティングする手法に辟易。 [review] (chilidog)[投票(2)]
★4見終わったあと、厭世的な気分になりますね。中学生の日常生活に潜む救いようの無いダークな世界と、非常に透明感のある美しい映像と音楽がとてもマッチしていて惹きこまれていきます。 この作品の映像は、我々の中にある心象風景に非常に近い感じがしてとても心地良いですよね。 (TM(H19.1加入))[投票]
★5妙にラストに爽快感。踏みにじられた諭吉が心に痛い・・・。 (IN4MATION)[投票]
★2途中でやめずに最後まで見れた自分は過去、幸せだったんだろうなって思う。当事者(同じような境遇)であれば、まともに見れなかったと思う。わかったような、見透かしたようなリアルは要らない。 [review] (らーふる当番)[投票(1)]
★1俺にはこの作品を正当に評価できる冷静さも洞察力も勇気も感動も憐憫も怒りも悲しさも衝動も狡猾さも悲哀も明晰な頭脳も非凡な才能も持ち合わせていない。でも、それを持っていないことに何の引け目も感じていない。リアルを観たかったらドキュメンタリーを観るよ、俺は。 (tkcrows)[投票(3)]
★2伝えたいことはよくわかる。だからといって物語の中で、人間を駒のように使い、救いの無い世界に閉じ込める行為だけは許したくない。見ている僕にとっても、登場人物にとっても、その物語は現実。いたずらに傷つけ無残に放置するなら、一人で楽しんでくれ。 [review] (starchild)[投票(1)]
★3宣伝コピーの「リアル」っていうのはそう言う意味ですか? [review] (きわ)[投票(2)]
★4描きたかったのは「現実の14歳の姿」ではなく「今、14歳が直面する現実」であり、その点においてまさに思春期を過ごす人たちの共感を得るであろうことは充分想像できるのだが、無意味な文字や歌の多用が映画的な魅力を削いでしまったことも事実。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★5見上げてみればそこにあるのはエーテル(雲の上の澄んだ天空) [review] (ミュージカラー★梨音令嬢)[投票(3)]
★3なんだか飽きそう、と思いつつ、最後までしっかりひきつけられて観てしまった。どうしてだろう・・・? 未だにナゾ。 (みか)[投票]
★3鬱になりたい時に見ると良いね。(ってそんな時あるのか!?) (Youichi)[投票]
★4岩井俊二の映画には他の映画とは一線を画する何かがあるに違いない。美しく残酷な映画だった。 (buzz)[投票]
★5いい意味で後味が悪い映画、しばらく呆然。 (まてかん)[投票]
★3こういうやや表面的で美しめな画像にドビュッシーだと、たいした演奏でなくとも映えるという事実にドビュッシーの偉大さを感じたこの頃。 (SUM)[投票]
★4暴力と死の連続の中、漂流する孤独で無気力な少年たち。残酷な物語と美し過ぎるリリィ・シュシュの音楽の世界との対比が切ない。ずーと心の奥が痛む映画。 [review] (しゅんたろー)[投票(2)]
★1《バトルロワイヤルより、ずっとR指定じゃないの? (投稿者:アルシュ)》 [review] (アルシュ)[投票(3)]
★1何が描かれているのかさっぱりわかりませんでした。 [review] (月魚)[投票]
★1映画と呼ぶのもおぞましい醜悪な作品、なにがリリィ・シュシュだよ、巨乳アイドルにした方がよっぽどリアルだよ! [review] (ジョニー・でぶ)[投票(1)]
★5心に波紋が広がって、痛みが取れない。 [review] (新人王赤星)[投票(3)]
★3私はあの青々とした田んぼに向かって大声で叫びたい。「すまーん。最初っから最後まで、まったく分からーん。」 (るぱぱ)[投票]
★4思春期に誰もが抱える悩みの縮図 [review] (Pino☆)[投票(1)]
★4あの若い女教師の存在。 [review] (まりな)[投票(2)]
★2表現の自由とはいうけれど、老若男女多くの人が目にする映画作品が、手放しで「自由」なはずはないワケで。 [review] ()[投票(1)]
★4甘ったるいロマンティシズムに満ちた映画(監督の意図なんて知らねぇ)。 [review] ()[投票(1)]
★2これを映画だとは認めない。['03.12.9VIDEO] [review] (直人)[投票(1)]
★314才ってこんななの?!あまりに暗くて長くて観づらくてちょっと辛いです。それで??って感じが残った。好き嫌いが分かれそうな映画ですね。 (megkero)[投票]
★3楽しかったような中学時代。・・・でも,おかしいな。思い出せないよ,大切なところが。すっぽり抜け落ちたように。零れ落ちたように。・・3.8点。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★4「カタカタ」の字幕シーンを全く取り去ってしまった方がすっきりとして、傑作になってたんじゃないか。その分マイナス一点だが、この脱力感たっぷりの痛さは今の日本を覆う痛さとして普遍的な説得力を持ってると思う。 (ジェリー)[投票]
★5若さに理由などありません。 そしてリリィ・シュシュはエンターテイメントです。 [review] (MM)[投票(1)]
★5登場する人物それぞれに自分自身が重ね合わせられた。だけど、一番私に似ていた人物は、コンサートでしたり顔で解説し、ファンからボコにされてしまいそうになる男だったという事実…。自分の嫌な部分をモロに見せられたような気分だよ。 [review] (甘崎庵)[投票(9)]
★4「リリィ・シュシュ」こそが、彼らにとって、リアルだった。 [review] (ちわわ)[投票(4)]