[コメント] 冷静と情熱のあいだ(2001/日)
あ、ありえねえ!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
原作の辻仁成は私の大学の先輩にあたる。そして原作ではその大学が実名で登場している(らしい−未読)。
そうです、間違いなく記念講堂があり、その横にコンクリートの階段があります。記念講堂の地下には管弦楽団の部室があり(当時)、講堂の周囲でよく練習していました(もっとも原作にそんなエピソードがあるのかどうか知らないが)。
ウチの管弦楽団はヘタクソです(今でも)。練習してても、いつも同じ所で間違えます。聞いてて腹が立つかコケルかどっちかです。今も昔も変わりません。だから、海外で成功しているなんて・・・
「あ、ありえねえ!」
同じ大学の後輩で、高校までブラスバンドでならしていたが、あまりのヘタクソ加減に入部をやめたというヨメと、二人で腹を抱えひっくり返って大爆笑。
あ、映画?カメラが無意味に動きすぎ。腹たつ。
っていうか、ただのヒドイ男じゃないか?
余談
江國香織はこの映画について「私には絶対書けないような台詞もあって(笑)」と冗談めかして、言外に“私の書いた女性像ではありません”と不快感を露にしている。江國香織ファンのヨメ曰く「成功してるのは『落下する夕方』だけ」。それでいいのだ。映画原作で成功している作家は必ずしも「いい小説家」ではないのだから。
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