僕の最も好きな監督キャメロンの作品で、ミスターオリンピア（プロのボディビルコンテスト）で8年連続優勝していた頃からファンだったシュワちゃんの出世作になったこの映画は、僕の中で記念すべきものである。まだCGも確立されない時代、コマ撮りの動きもぎこちないロボットが、命令に忠実にどこまでもターゲットを追ってくるシーンはなんとも怖い。それと同時に、徹底したエンターテインメントを追求するキャメロンの作品作りの姿勢が出ていて、すごく得した気分になれる。