ふみゅ〜、…シクシクシクシク…。もっといいホン書いてくれよー、「君のために今、脚本を書いている。ぜひ出演してくれないか？」なんてピロちゃんにアタックできる、うらやましい立場にあるんだぞ？もっと真剣に書け、こら。はぁ、悲しい。あんなに気合いれて演じているピロちゃんに対して、あの手抜きのフランス人観光客達の気合の抜け具合と日本人スタッフの技量の無さは「いったいどうなってるんだ？」とマイケル・ダグラスじゃなくっても叫ぶと思うぞ。事実、おれも見終わってエンドロールが流れ終わった瞬間に「うおー」と叫びたくなった。同時に「広末ー、やっぱ最高だー」とも。正直いって、大画面で見る彼女は美しい・かわいい・抱きしめたい以外の何者でもなかったよ。あぁ、そうさ、これが見たかったのだよ。映画が見たかったってよりは、このピロちゃんの大アップ、びょんびょん跳ねるシーン、ハラハラするぐらいのミニスカート（←正直、もうあんなミニスカート姿は見ることはないと諦めていたもんで…）、ドキドキのフランス語、ダンレボでの激しいダンス（←妄想・そんなシーンはありません）、何を着せられるんだ？というファッションショーのビクビク感（結果的にはあのシーンはもっとやって欲しかった、そう、いろんなコスプレで１０着以上、そうだな、セーラーにルーズや、チャイニーズ・看護婦さんなどの定番も欲しいし、マニアックにさくら銀行の制服とか（今、三井住友だっけ？わからん）、ロッテリアの制服とかさ、あ、せっかくスポンサーに入ってるんだからＳＢ食品の制服（あるか知らないけど）とかさ、日本人に受ける要素をもってきて欲しかったな。あるいは、それこそマドンナのマネとかモンローのマネとかさ、自分をちゃかすぐらいの（って、”ちゃかす”って津軽弁だっけ？違う？ちなみにおちょくるの意）そんなファッションショーが欲しかった）、何を話してたんだっけ？そうそう、だからさ、何が良かったって、そりゃもう、あの笑顔、泣き顔、怒り顔。崩れまくってもそこがいいんじゃん、たまらないね、ジャン・レノを押しのけて俺が抱きしめてあげたかったよ。「テゥーッ」って口をグニュっとつかまれるシーンはファンにはたまらないかも。あれをキュートと言わずなんと言う。あのアヒル口、うおー、そして、この声、ウォウオー、そう頑張ったな、うん、頑張った、頑張った（涙）。それだけで充分。リュック・ベッソンのピロちゃんに対する軽い気持なんか、ぶっとばしてあげるよ（ま、本気だったら、そっちのほうが困っただろうが）。まあ、これを機に他の監督がピロちゃんを気に入ってくれて、もっともっといい映画に恵まれて欲しいし、たくさん映画に出て欲しいなとは思うんだが、まぁ、そこは運もあるからな。できれば、ベッソンがもう１本ぐらい、今度はハリウッド向けに自らが監督して、そこで主演で選んで欲しいな。撮影は米国、またはフランスで。だって日本で撮影じゃ、やっぱ今回のように散々規制やら、ファンへの制限やらで、大変だし、日本で仕事するかぎり、彼女も他の仕事が混ざっちゃって集中できないだろうし。やっぱり、この『ＷＡＳＡＢＩ』の失敗は日本でのロケ撮影による撮影の制限だと思うんだがなぁ。もしかして、脚本的にあっけないエンディング、半端なエピソードが多いってのはそこらに影響があったんじゃないのか？充分に時間が取れなかったとしか思えん。　　　でも、５点。でへっ。ファン心理恐るべし！あ、それと、表コメントで「５点は俺一人で充分」とはうたったけど、みんな遠慮せず、５点満点バシバシ入れてね。なにも、数十人書き込んで未だに５点はピロＱ一人なんて（笑える）事態を見込んで書いてるわけじゃないからね！頼むで（と、いいつつ、この映画に５点つける人がマジでいるのか不安だったりする）。

そういえば、ピロちゃんの映画を映画館で見るのは初めてだった。思えば不思議な事だ。こんだけ愛してて彼女の本道である女優という仕事の結晶である映画。それを劇場で見てないんだもん、ファン失格だよな。と、ファン仲間から言われても「ごめんなさい」と謝るしかない。そう、いままでは見なかった。なぜ？だってさぁ…、『秘密』はうちのカミさんに「行こう」といって拒否されてくじけてるし（もっとも行かないで正解だったと思うが）、『鉄道員（ぽっぽや）』はちょうど仕事が一番激しかった時期の公開で行けなかった。『ざわざわ下北沢』は下北ってどこ？恐山（うそ）？って感じ。田舎モンなもんで。まあ、『２０世紀ノスタルジア』は見たかったな、今思えば。変な話かもしれないが、当時からこのシネスケが存在してたら何が何でも見に行ってたと思うよ。一人でも見ただろうね。当時は映画を一人で見に行くなんて考えられないことだったもの。いや〜、無駄な人生を過ごしたなぁ…と、後悔してます。今後はそんな事のないように、精一杯人生を謳歌することを誓って、そして、今後の広末涼子様のますますのご活躍を祈りたいと思います。皆様、つたない１ファンの怒りと愛情の文章に長々とお付き合い頂きまして誠に申し訳ございませんでした。さて、そろそろ、終わりの時が近づいたようでございます。私は、ちかく今度は一人でこそりと再見するつもりでございます。採点は変わる事は無いとは思いますが、決して、皆様に「見てください」と宣伝するつもりはございません。皆様が行かない分、私が、私一人が見に行って興行収入の実績に貢献したいと考えております。そして、「広末の映画はやはり失敗しない」とぜひスポンサー様たちが勘違いしてですね、いつまでも広末様主演の映画がこの世に発信され続ける事を狙っております。いや、もしくはですね、わが社が今後、実績を毎年５００％づつアップしていけばですね、数年後には映画の１本や２本、私が責任をもってスポンサーとして起用してあげますよ。あるいは、わが社のイメージキャラクターにぜひなっていただいてですね、社歌も歌っていただいて、ＣＤはわが社の社員が買い占めてミリオンセラーを連発させる！と、そんな夢ももっております。あ、事務所の方、いらっしゃったら、よろしくお願いします。そのときはぜひ、広末様と一席を設けていただきたいですな、おほほほ。ではでは。