｢最近あの女優見ないね。どこ行っちゃったんだろう｣｢マルホランド･ドライブに消えちゃったみたいだね｣｢かわいそうだね｣とか。

「抜け出せない迷宮」って感じですか。

それにしてもリンチ老いたなあ、と。いやそれが悪いと言ってるわけでなく。裸女二人の絡み合いのシーンなど、カメラのこっち側で自己のリビドーを懸命に奮い立たせようとしている初老男の姿を想像してしまって･･･。いやボクチャンはムクムク来たけどね。映画観て起動しそうになったのは久し振りだ。また観に行こ（←オイ）。

華やかなショウ･ビジネスの世界に憧れてハリウッドにやって来ては、マルホランド・ドライブに消えていく女優（に限らないが）たちって、後を絶たないんだろうなあ。この二人（ナオミ･ワッツ＝ベティ、ローラ･ハリング＝リタ）がこの先そうならないことを祈る。でも、なんかそんな気がするんだよな・・・。

80／100(02/08/11記)