だってそんな奴が「実はいい奴」でも、素直に仲良くなれなそうだしなあ（特にしわしわ和尚）。毛がフサフサしてるモンスターなら仲良くなれそうだもの（ビリー・クリスタルもとい一つ目は保留。触ったらペタペタしそうで怖い。あと、社長は文句なしに激コワ）。

それに日本のモンスター代表である『トトロ』は、黙ってるだけだった。あの一つ目小僧みたいにベラベラ喋らなかったし、サリーみたいに父親ぶりもしなかった。第一、住んでるところはモンスター･ワールドじゃなくてご近所の森だった。モンスター（＋お化け）なんて、どっかから来るもんじゃなくて、どこにでもいるものだと思ってたけどなあ。

最大公約数で作られてて、絶対誰もが楽しめる映画なわけで、最初見たときは4点つけたんだけど、2回目に見ると技巧的な場所が目についてしまう。だからマイナス1点。その点日本のモンスター＝トトロは、エライと思ったのでありました。

ずーっと「濡れた犬の臭い」に抱っこされてて、「クチャーイ」とか言わなかったブーは偉いよ。語彙を知らなかったのか、鼻が慣れたのか？