彼って？追跡者の片割れの彼ですよ。地雷を踏んで「しまったっ！」と思うのですが、もう一人の青い服の兵士に「た、助けてくれ...!」と哀願するも、相棒は静かにその場を立ち去り、その後しばらくしてあえなくドカン！

彼はそのとき何を思ったのでしょうか？この映画自体は、全体的にご都合主義で、主人公が助かるのは予定調和としても、その中で、爆死する彼の無常感だけがヒンヤリと後味で残ります。妙な現実が浮かび上がっていてそこだけは立派。

戦場では命は安い。一人のために多くの命が無駄になるなんてプライベートライアンテイストですな。